こんにちは(⌒∇⌒)
今回は、喫茶店とカフェの違いって、何?開業するには、どうしたらいい?・夜爪を切ってはダメ!には家族の思いが込められていた(^-^)について、ご紹介したいと思います。
1.喫茶店とカフェの違いって、何?開業するには、どうしたらいい?
【喫茶店】と【カフェ】の違いをご存知でしょうか?オシャレな感じなのが【カフェ】で、昔ながらの落ち着いた感じが【喫茶店】とイメージされている方が、多いのではないでしょうか。しかし、この二つには明確な違いがあるようなのです。
その喫茶店とカフェの違いって、何?開業するには、どうしたらいい?について、ご紹介します。
【喫茶店とカフェでは『許可』の種類が違うの?】
【喫茶店】と【カフェ】には、『営業許可』に違いがあります。【喫茶店】は『喫茶店営業許可』、【カフェ】は『飲食店営業許可』が必要になります。この2つの違いについて、ご紹介いたします。
『喫茶店営業許可』と『飲食店営業許可』では、提供できるメニューが違います。『喫茶店営業許可』で提供できるメニューは、コーヒーなどのドリンク類・お菓子・軽食といったものになります。それとは別に、アルコールや加熱以外の工程が必要な手の込んだ料理は提供できません。
『飲食店営業許可』の場合は、コーヒーなどのドリンク類・お菓子・軽食のほか、【喫茶店】では提供できないアルコール・手の込んだ料理を提供することができます。
店名についての規則はありません。【カフェ】として『営業許可』をとったからといって、【カフェ】を店名に付けなければならないわけではないのです。【喫茶店】として『営業許可』をとっていても、店名に『カフェ』と付いているお店もあります。
開業を考えている方は『営業許可』をとる前に、提供したいメニューを決めてから、どちらが最適か選択するようにしましょう。
今まで深く考えたことなかったけど、『営業許可』に違いがあるし、メニューも【喫茶店】のほうは、限られてくるみたいですね(^-^)
【喫茶店営業許可ではアルコールが出せないので、注意!!】
『喫茶店営業許可』と『飲食店営業許可』の大きな違いは、アルコールの提供ができるかどうかです。『飲食店営業許可』をとった店舗では、アルコールの提供が可能です。しかし、【喫茶店】では、提供できません。『喫茶店営業許可』をとって、営業しようと考えている方は注意してください。
また、【カフェ】の経営を行うときに、深夜0時を過ぎても営業したいという方もいるはずです。そのときは、『深夜における酒類提供飲食店営業営業開始届出』という許可を別途取得する必要があります。
この許可を取得するには、開業する【カフェ】の地域を管轄している警察署へ届出をしなければいけません。また、届出をする前に確認する必要があるのが、「立地」「内装」「従業員名簿」の3点です。
深夜営業を行うときには、決められた場所でなければ営業できないという規則があるため、「立地」が重要になってきます。これは、不動産屋さんに聞けば教えてくれますので確認を忘れないようにしましょう。
「内装」については、店内の客室の見通しをよくしておく必要があります。こちらも《店内のどこからでも客席が見える状態にしておかなければならない》ということがルールで決められています。
『深夜における酒類提供飲食店営業営業開始届出』を行うときには、「従業員名簿」の提出が必要です。その際には、従業員の本人確認書類を添付しなければなりませんので注意してください。
このように、【喫茶店】と【カフェ】の違いのひとつには、アルコールの提供が可能かどうかという事があります。自分の店でアルコールを提供したいと考えている方は、『飲食店営業許可』をとってみてはいかがでしょう。深夜0時をまわって営業するときには、『深夜における酒類提供飲食店営業営業開始届出』の許可を取ることを忘れないでくださいね。
許可をとるのに、警察に行かなければいけないのが、ちょっと緊張するかも(;一_一)
【その他にも必要な資格・申請があるの?】
【喫茶店】と【カフェ】で共通している必要資格があります。その資格は、『食品衛生責任者』と『防火管理者』です。
食品衛生責任者
【喫茶店】や【カフェ】を開業するときには、そのお店に『食品衛生責任者』を必ず1人置くことが決められています。『食品衛生責任者』の役割は、店舗で食中毒や衛生上の問題が起こらないように指導することです。『食品衛生責任者』は、保健所の講習を受けることで取得できます。ただし、調理師資格を持っている方は、講習なしで『食品衛生責任者』の資格を取得できます。
防火管理者
『防火管理者』は、甲種防火管理者と乙種防火管理者の2区分に分かれています。店舗の面積によって甲種と乙種どちらを取得するかが変わってきます。店舗面積300㎡以上で甲種となり、それ以下で乙種となるので注意してください。
『防火管理者』は、店舗の収容人数が30人以上のときは、1人の『防火管理者』を置くことが決められています。『防火管理者』の役割は、多くの人が出入りする店舗で、火災予防を行うために指導するというものです。この資格は、管轄の消防署の講習を受けることで取得できます。
このように、【喫茶店】や【カフェ】の経営をするときには、『食品衛生責任者』や『防火管理者』を置く必要があるので確実に資格を取得するようにしてください。
【喫茶店】や【カフェ】を経営するにも、いろんな資格がいるんですね(^-^)
【資格や申請などに不安がある場合は、どうするの?】
開業というのは、不安がつきものですよね。一人で開業するとなると、分からないことがあったときに困ってしまう方はいると思います。
そんな方におすすめなのが、フランチャイズを利用して開業することです。フランチャイズとは、フランチャイズ本部に加盟金を支払うことで開業できるシステムです。経営のノウハウを学べたりブランド力を活かせたりする利点を含め、このフランチャイズシステムを使うことで、さまざまな不安が解消されるでしょう。
どんなことを始めるにも開業というのは、不安ですよね。この不安を解消するために、フランチャイズを利用するというのも、一つの方法ですね(^-^)
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2.夜爪を切ってはダメ!には家族の思いが込められていた(^-^)
【夜爪を切ってはきけない】という言い伝えを、小さい頃からよく聞きました。どうやら、この言い伝えには、隠された本当の理由があるようなのです。
その夜爪を切ってはダメ!には家族の思いが込められていた(^-^)について、ご紹介します。
〘夜爪を切ると『親の死に目に会えない』って言われている理由って、何なの?〙
【夜爪を切ってはいけない】理由で、もっとも有名なのが『夜爪を切ると親の死に目に会えない』と言われていることですよね。
冷静に考えれば、夜爪を切ることが親の死に目に会えないことに関係するって、とんでもない話ですよね。
でも、とんでもないことを引き合いに出してでも《怖がらせる》理由が、【夜爪を切ってはいけない】に隠されているのです。
暗い夜爪を切ると危ないから?
私たちは、当然のように「爪切り」で爪を切っていますが、昔は、そんな便利な物はありませんでした。
それこそ、《小刀のようなもので切っていた》のです。
照明もままならない薄暗い夜なので、爪を切るつもりが間違って、指を切り落としてしまいかねません。薬や医療が発達していない昔だからこそ、それが命取りになってしまうこともありえるのです。
親より先に亡くなれば、当然《親の死に目》に会えません。子供に先立たれたくない親の思いが、【夜爪を切ってはいけない】という言い伝えの理由の1つといわれています。
昔は、爪切りに小刀のようなものを使っていたんですね。豆柴、昔に生まれなくて本当に良かったと思いました(;一_一)
戦国時代の「夜詰め」が由来?
夜爪を切ることは、言葉遊びの中で『夜詰め(よつめ)』『世詰め(よつめ)』とされていました。
『夜詰め』とは、戦国時代に夜勤でお城の門番をする勤めのことで、その役割は、とても厳しくたとえ親が死んだとしてもお城から離れることは許されなかったそうです。
『夜詰め』は、親の死に目に会えないことがある。
夜爪を切ることは『夜詰め』と語呂が似ていて縁起が悪い、そこから《夜爪を切ると親の死に目に会えない》というのが理由の1つだといわれています。
戦国時代の夜勤は、厳しかったんですね(>_<)
親より先に早死にする「世詰め」が由来?
言葉遊びの、もう1つの『世詰め』とは、『世を詰める』、要するに、早死にするという意味なんです。強烈ですよね。
親より先に亡くなれば、当然《親の死に目》に会えませんから、【夜爪を切ってはいけない】理由は、早死にする『世詰め』をイメージさせるという事なのです。
何か、怖い(>_<)
〘親の死に目に会えないの他にも理由って、あるの?〙
【夜爪を切ってはいけない】という言い伝えには、親の死に目に会えないこと以外にも理由があるようなのです。
神聖な爪を粗末に扱わないように?
体の先端にある爪は、私たちが生きている間伸び続けるもので、《大切にすると「気」の流れがよくなる》とされていました。
昔は、赤ちゃんが生まれると爪や髪を取り、大切に保管していたというほどです。
神聖のものと考えられていた爪を、粗末に扱ってはならない。
その為、薄暗い夜に切るのではなく、朝や昼などの明るい時に切りなさいといわれていました。
それが、【夜爪を切ってはいけない】理由の1つといわれています。
こういう考えもあるんですね(^-^)
爪の燃える臭いが「火葬」を連想させる?
昔、家の中心の《『囲炉裏』は炊事だけでなく、明かりや体を温めるため家族が集う場所》でした。
当然、爪も『囲炉裏』の側で切ることになります。
私たちが使う爪切りも、切ったときに飛ぶことがありますよね。それ以上に、小刀などで切っていた昔などは、爪がどこへ飛ぶかわかりません。
その為、夜『囲炉裏』に飛んだ爪が焦げる臭いは、とても臭いので、昔の人はそれを「火葬」のときの臭いとイメージしたようです。
「火葬」とは、誰かが亡くなられることです。
そんな縁起の悪いことを思い起こさないよう、【夜爪を切ってはいけない】が理由の1つといわれています。
今では、皆さん明るい場所で爪を切ることが多いと思います。なので、これは昔のあるあるだったんですね(^-^)
3.まとめ
【喫茶店】や【カフェ】の大きな違いって、アルコールが提供出来るのか出来ないのかなんですね。今までは、なんとなくで区別していました。それに、たくさんの資格も必要なのにはビックリ(@ ̄□ ̄@;)!!しました。豆柴は、【喫茶店】や【カフェ】は、開業しようと思ったら、すぐできると思っていましたが、バカ者でしたね(>_<)
『夜爪を切ると親の死に目に会えない』。この言い伝えには、我が子が私より先立たないでほしいという、《親ごころ》がこの言葉を生んだんでしょうね。何か、心が温まるなぁ(≧▽≦)
今回も勉強になりました(^-^)