こんにちは(⌒∇⌒)
今回は、領収書の上様の意味と使ってはいけない時ってどんな時?・ニワトリが歩くときに首を振るのはなぜ?について、ご紹介したいと思います。
1.領収書の上様の意味と使ってはいけない時ってどんな時?
領収書の宛名に書くことがある【上様】の意味って、皆さんはご存じでしょうか?
その領収書の上様の意味と使ってはいけない時ってどんな時?について、ご紹介します。
【領収書の上様(うえさま)の意味って、何なの?】
領収書の宛名に【上様】と書いてもらう事がありますよね。その【上様】の意味を、下記にご紹介します。
- 自分より目上の人を敬って言う表現・・・時代劇では殿様・将軍などを呼ぶ時に使います。
- 「上得意」「上客」の略・・・・・・・・この意味の時に限り「じょうさま」とよびます。一般的には「うえさま」と読むことが多いです。
このように、【上様】には2つの由来があります。
要するに、領収書を書く人(店員)から見て、立場が上になる人(領収書をもらう側)を表した呼び方として【上様】を使うのです。
【『上様』を使っていい時って、どんな時?】
【上様】を使える時と使えないときとは、どういう場合なのでしょうか?
宛名が『上様』でも使える(経費で落ちる)場合
- 領収書の記載金額が『3万円未満』である場合。
- 小売業・飲食店業・写真業・旅行業など『特定の業種』の場合。(3万円以上も落ちる)
『個人事業主』が上記のどれかの条件を満たしている場合です。
これらの場合は【上様】だけでなく、宛名の記載がなくてもよいことになっているようです。(消費税法第30条及び施行令49条より)
【使ってはダメな時は、どんな時?】
宛名が『上様』だとダメ(経費で落とせない)場合
- 個人事業主・特定業種を除いた「会社の場合」
会社の領収書に『上様』はダメな理由
- 『禁止』というはっきりした定めはないのですが、会社の経費精算、税務調査でチェック対象になる可能性があるうえに、結果として経費で落とせなくなる事もありえます。
不特定多数の社員が領収書をもらってくる「会社」の場合は、《個人で購入したもの⇒会社の経費として落とす》、ということも起こりえるので《不正防止の観点》から【上様】は禁止とされています。
上様と同じで用途の『品代』もチェック対象となる可能性があるので注意しましょう。
【領収書の代わりにレシートでもOKなの?】
領収書の代わりにレシートでも良いのでしょうか?
《レシートはダメということはありません》と言っておきます。
《領収書しか認めない》という会社もまだまだ多いため、領収書で処理をする方が安心ではあります。
昔のレシートには『店名・住所・品名』が記載されていないものもあり、それらを明確に記載するために領収書を用いたという流れからのようです。
現在のレシートは店名~品名に至るまで、とても詳細に印字されているので、領収書よりも優れていたりします。
レシートと領収書の利点と欠点を、下記にご紹介します。
- レシートの利点・・・店名・住所・品名が細かく印字されていて《証拠力がとても高い》。
- レシートの欠点・・・宛名が記載されておらず《支払者が不明》。
- 領収書の利点・・・・店名・住所・品名に加えて『宛名』も記載されるので《支払者が明確』。
- 領収書の欠点・・・・用途を『品代』と記載できるため実際の《用途が不明》。
会社がレシートを受け付けてくれるとはっきり分かっている場合以外は、『社名』と『実際の品名』がしっかりと記載された領収所を持ち帰るのが一番安心なようです。
レシートを受け付けてくれると、社員はとっても楽ですよね(^-^)
2.ニワトリが歩くときに首を振るのはなぜ?
ニワトリが【首を振って】歩く理由をご存じでしょうか?
そのニワトリが歩くときに首を振るのはなぜ?について、ご紹介します。
〘ニワトリが首を振って歩く理由って、何なの?〙
ニワトリの目は頭の両側についていて、《広範囲を見渡して外敵を素早く発見できる》ようになっています。
しかし、ニワトリは《人間のように眼球を動かすことがほとんどできない》ため、距離感を判断したり、立体視することが苦手だとされています。
歩くときに首を前後に【振る】ことによって、ニワトリはこれらの《弱点を補っている》と考えられています。
歩くたびに、あんなに首を振ってたら、人間ならすぐに首が痛くなりますよね(;一_一)
〘眼球が動かないから首を振るの?〙
例えば、人間も電車や車に乗っているときに、眼球を動かさずに景色を眺めていると、焦点が定まらずに景色がよく見えないですよね。
人間は景色の一部などに焦点を合わせて、《眼球を動かしているため、動きながらでも物体をはっきりと見ることができる》のです。
眼球を動かすことが苦手なニワトリは、《【首を振る】ことによって、疑似的に人間と同じように物体を見ています》。
一見すると、首を前後に【振る】と視界が安定しないように思えて、逆に物が見えづらくなるんじゃない?と考えますよね。
しかし、実際にニワトリが頭を【振る】時には、《頭(眼球)の位置が「前進→停止→前進→停止》を繰り返しています。
要するに、眼球が動かないかわりに、【首を振って】頭(眼球)の位置を変えることにより、周囲の物体や景色を立体的に捉えて、距離感などを把握しているのです。
ハトなどの鳥も歩くときに【首を振り】ますが、その理由もニワトリと同様だと考えられています。
首をカクカクと振る仕草は可愛らしい仕草に思えますが、《そこには弱点を補うための工夫が隠されていた》のです。
【首を振って】歩くのには、重要な意味があったんですね(^-^)
〘その他にも理由ってあるの?〙
眼球が動かない弱点を補う以外にも、【首を振る】理由があるそうです。
ニワトリが歩く際に【首を振る】ことによって、《スムーズに重心移動が行われ、歩行が安定する》とも考えられています。
また、視覚だけではなくて【首を振る】ことによって《聴覚から得られる情報を増やしている》とも考えられています。
〘ニワトリのトサカの役割って、何なの?〙
ニワトリの頭の特徴的なトサカにも2つの役割があるので、下記にご紹介します。
強さを見せつける役割
ニワトリのトサカの正式名称は『肉瘤(にくりゅう)』であり、無数の《毛細血管が集まっていることから赤く見えています》。
鳥類の目は色を識別することができて、特に赤色や黄色には敏感に反応するようになっています。
その為、立派なトサカを持っているニワトリは、トサカの派手さで自分の強さを見せつけているのです。
自分の強さを見せつけることによって、《他の雄鶏を威嚇して、近づけないようにする役割》を果たしています。
また、雌に強さをアピールすることによって、《雌を引き付ける役割》も果たしているのです。
雌を引き付ける役割があることから、繁殖期になるとトサカの面積が大きくなり、より自分をアピールしやすくなるそうです。
トサカが大きいことによって、強く見えるし、かっこよくも見えるんでしょうね(≧▽≦)
体温調節の役割
血管が集中していることから、トサカを使って体温調節を行っているそうです。
興奮した場合などはトサカがとても熱くなり、《トサカから熱を放出することによって体温を下げているのです》。
また、ニワトリのあごの部分にはトサカのように赤い『肉垂(にくすい)』が垂れ下がっています。
ニワトリは《人間のように汗をかくことができない》ため、この『肉垂』とトサカから熱を放出して体温調節をしているのです。
〘ニワトリが朝に鳴く理由って、何なの?〙
ニワトリは朝になって日が昇ってくると鳴く習性があります。
ニワトリが朝になると鳴く理由については、《まだ解明されていない》そうなのです。
諸説ある中で有名な説として《日が昇って明るくなると安心するから》という説があります。
ニワトリは昼に活動する動物であることから、人間と同様に夜の暗闇の中では周囲が見えなくなるのです。
その為、夜には外敵から身を隠すために鳴き声をあげないようにしているそうです。
日が昇ると周囲が見えるようになり、仲間たちの居場所もわかるようになることから、《安心して鳴き声をあげて、仲間とコミュニケーションをとる》ものだとされています。
ニワトリも人間と同じように、夜は見えづらくなるんですね(^-^)
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3.まとめ
【上様】って、どういう意味なんだろうと思っていたので、基本領収書の場合は、「会社名」を入れていただいていました。とはいえ、店員さんからすると【上様】と記載するほうが文字が少なくなるので楽ですよね(^-^)
なぜ、ニワトリって歩くとき【首を振って】るんだろうと思っていましたが、ちゃんとした理由があるんですね。それにしても、眼球が動かないって不便ですね。眼球の動く人間は、奇麗な景色も見れるし、いろんな物を難なく立体的に見ることができる。何て幸せなんだろう(≧▽≦)皆さんは、どう思われましたか?
今回も勉強になりました(^-^)