こんにちは(⌒∇⌒)
今回は、ガムとチョコレートを一緒に食べると溶ける理由って何だろう?・宇宙での人体に関する不思議!について、ご紹介したいと思います。
目次
1.ガムとチョコレートを一緒に食べると溶ける理由って何だろう?
ガムって、どれだけ噛んでも口の中からなくなりませんよね。でも、ガムとチョコレートを一緒に食べるとガムが【溶ける】ようなんです。
そのガムとチョコレートを一緒に食べると溶ける理由って何だろう?について、ご紹介します。
【ガムはチョコレートと一緒に食べると溶けるの?】
ガムを長い間噛んでいると味のしないゴムのようなものが残ります。これを『ガムベース』といいます。
『ガムベース』は何時間噛んでもほとんどそのままなので、味がなくなったら紙に包んで捨てます。しかし、そのガムはチョコレートと一緒に食べることで【溶けて】なくなってしまいます。
一体、何が起きたのかといえば、チョコレートに含まれる『油分』による作用です。
『ガムベース』は水に溶けにくく油に溶けやすい「油溶性」という性質をしています。なので、いくら口の中で噛んでもなかなかなくなりませんが、油に触れるとすぐに【溶けて】しまいます。
チョコレートは成分の2~4割が油なので、ガムを【溶かす】食べ物の代表格です。他にも「クッキー」などのバター菓子や「ポテトチップス」などのスナック菓子にも『油分』が含まれているので、一緒に食べていると少しずつですが【溶けて】いきます。
『ガムベース』を一番強力に【溶かす】のはサラダ油・オリーブオイルなどの油そのものです。ガムを食べながら油を飲むことはないと思いますが、こびり付いたガムを掃除するときには役立ちます。
油でガムが溶かせるんですね。家庭にあるもので、掃除に役立つなんて嬉しい(≧▽≦)
【ガム掃除には油!!】
服や地面に『ガムベース』がこびり付いてしまうと、いくら水で洗ってもなかなか取れません。これは『ガムベース』が「油溶性」だからです。
そんな時には、油を使うと簡単に除去できます。キッチンペーパーに油を少し染み込ませて【溶かして】拭き取りましょう。
ただし、《油に【溶けた】ガムが周囲に染み込む》ので気をつけてください。素材によっては変色や劣化が起こります。
【ガムを飲み込んでしまったけど大丈夫?】
噛み終わったガムは紙に包んで捨てましょうと言われています。では、ガムを飲み込んではいけないのかといえば、そんなことはありません。
ガムの成分は消化吸収できないので、飲み込んだらそのままお尻から出てきます。ガムとチョコレートを一緒に食べて【溶けて】しまったとしても同様です。
しかし、直接的な健康被害はないにしろ異物であることは否定できないので、大量に飲み込むのは良くないかもしれません。どこかに詰まってしまう可能性があることも考えられます。
なので、食べた後はきちんと紙に包んで捨てましょうね。
思わず飲みこんじゃったってこと、よくありますよね。そのあと、どうしようと焦ったりして。。。(;一_一)でも、健康被害はないということなので、安心しました。基本、ガムは紙に包んで捨てないといけませんね(^-^)
2.宇宙での人体に関する不思議!
宇宙では、人体に変化が起きます。不思議ですよね。
その宇宙での人体に関する不思議!について、ご紹介します。
〘宇宙では骨や筋肉が減少するの?〙
11年4月12日、ソ連(現ロシア)のユーリー・ガガーリン(1934~68)による初飛行から50年が経過し、宇宙飛行はもはや人類にとって未知の領域ではなくなりました。《人間は宇宙でも生きられるのか》という問いから始まった宇宙医学も、現在では《宇宙飛行士の健康を維持し、パフォーマンスを高める技術をいかに向上させるか》にシフトされています。
そして、2000年に運用が始まったISS計画で、スペースシャトルをはるかに上回る長期間の宇宙滞在が実現すると、さらにいろいろなデータが集まるようになりました。特に、地上と大きく異なる『微小重力』『閉鎖空間』『放射線環境』という特殊な環境が体や心に及ぼす影響については、いま最も盛んに研究が進められています。
たとえば、重力がなくなると、人間の体はどうなるのでしょうか?地上では1Gの負荷を受けた骨や筋肉が、ものすごい速さで減少し始めます。とくに骨はカルシウムが溶け出して全体的にスカスカ状態となり、新しい骨細胞もできにくくなって、地上で体を支えていた大腿骨などは、わずか1カ月間で平均1.5パーセントも骨密度が減ってしまいます。これは、高齢者の『骨粗しょう症』患者の10倍の速さです。要するに、宇宙ではみるみる骨が老化してゆくのです。
同じように筋肉も、負荷が減った足の方から痩せていきます。ふくらはぎの筋肉などは1日に約1パーセントずつやせ細り、毎日2時間の運動をしても6カ月間で平均10~20パーセント、最大では30パーセントも減ったという研究報告があるほどです。
それとは別に、腕や肩など上半身の筋肉は船内作業で頻繁に動かすため、比較的減りにくいのです。それでも、地上で普通の生活をおくる60~80歳の高齢者が、20年間で平均40パーセント筋肉が減少するのに比べると、『微小重力』がいかに体に影響を及ぼすかがわります。
『微小重力』って、怖い(;一_一)
〘微小重力に起因する不快症状とは?〙
宇宙空間では、『体液シフト』といって、地上では足に集まっていた血液などの体液が、頭のほうに集まるようになります。そのため、宇宙で長期滞在した飛行士は、一様に足がやせ細り、英語で「バードレッグ(鳥足)」と表現される体形になってしまいます。地上に帰還した後、歩けずに転んだり骨折する人も少なくないのです。
そこで、こうした医学リスクを軽減させ、宇宙飛行士のパフォーマンスを最大限発揮させるため宇宙医学の出番となります。現在、JAXAでは「アメリカ航空宇宙局(NASA)」との共同プロジェクトで、《骨粗しょう症治療薬で骨減少を予防できるのか?》という実験を行っているようです。この研究では『骨粗しょう症』の標準治療に使われる「ビスフォスフォネート(BP;bisphosphonate)」という薬を毎週1回服用、もしくは打ち上げ前に静脈内に注射することで、飛行中の骨量減少がどれだけ抑えられるかというデータを集めています。
当然、薬だけでは効果が少ないので、カルシウムやビタミンDなどを補強した機能性宇宙食、骨や筋肉を刺激する運動プログラムも取り入れています。すると、どうやら骨量減少を抑制できることが分かったようです。この研究は将来的に、高齢者や女性の『骨粗しょう症』治療に活用できるかもしれませんね。
そして、骨や筋肉が減少すると同時に、重力の不可から解放されると背骨の椎間板が膨らみ、S字の湾曲が少なくなるので、宇宙では一般に3~5センチ背が伸びます。それとは別に、生体内部で何らかのバランス維持機能が狂うせいか、宇宙で生活を始めて1週間のうちに、3人に2人ぐらいは重だるい腰痛を訴えるようになります。
多くの宇宙飛行士が一度は悩まされる、宇宙酔いも同様です。こちらは腰痛より症状が現れるのが早く、たいていは宇宙空間に入って1~2日で出現し、目眩・頭痛・吐き気をともなうことがあります。ですが、腰痛も宇宙酔いも、1週間以内で自然に治癒してしまいます。おそらく『微小重力』の環境に体が適応するためではないかと考えられています。
宇宙飛行士さんって、大変なんですね(;一_一)
〘宇宙では体内時計ってどうなってるの?〙
軌道上のISSは90分間で地球を1周します。だから地上のように、24時間周期で昼と夜がやって来ることはありません。では、そうした環境下で長期間生活した場合、私たちに備わっている周期的な生理変化『概日リズム』はどうなってしまうのでしょうか?
本来、人間の『体内時計』は1日25時間周期なのですが、朝に太陽を浴びることで24時間にリセットされています。宇宙空間では、このリセット作業が難しいのです。そこで、どれだけ生体リズムが狂ってしまうのか調べるため、宇宙飛行士に「ホルター心電計」という携帯型の計測装置を付けてもらい、24時間の心電図をとって不整脈、狭心症などの変化とともに自律神経のリズムを調べているようです。これまでの解析結果によれば、打ち上げ前には『体内時計』がずれていたが、宇宙での生活を始めてしばらくすると、きちんとリセットされて、24時間の『概日リズム』が保たれているという予想に反した結果が得られつつあるようです。
それは、なぜなのでしょうか?宇宙へ行く前の飛行士は、訓練地や打ち上げ地に向かうために飛行機でしばしば長距離移動しなければならず、時差ボケに加え、夜中まで残業するので『体内時計』が乱れているのです。ところが宇宙へ行くと、食事や運動が規則正しくなり、飛行士の体調に合わせて、その日のスケジュールを組み立てるので、とにかく毎日の生活時間がきちんと計画的に管理されています。さらに、ストレスとうまく付き合えるよう、トレーニングや支援システムが充実していることも影響していると考えられています。
実は、この実験は、白夜や極夜を経験する南極地域観測隊の隊員に対しても行ったが、やはり同様の結果が得られたのです。
このように宇宙医学は、ある意味で究極の予防医学です。リスクを予想して、それに対して、どのように軽減するかを確立するもので、そういう点では今後の高齢者介護や、東日本大震災のような災害下での医療技術にフィードバックできる可能性は大きいです。
また、飛行士に付着して宇宙ステーションへと持ち込まれた細菌やカビは、重力で床に落ちることなく、常に空気中を漂流しています。たとえば『白癬(はくせん)』などの原因となる真菌類は、地上では床に落ちて人間の足に寄生し水虫を発症させるが、宇宙空間では上半身の皮膚や口の中にとりつく危険性があり、その実態を調べています。入浴もできない閉鎖環境での長期滞在においては、空気や水の中に含まれる微生物の衛生管理は欠かせません。
JAXAは日本人飛行士の長期宇宙滞在に際し、下着や体操服といった宇宙船内着を産学連携協力によって開発しました。その技術を活用した抗菌・消臭効果のある下着やTシャツは、すでに一般の人々の生活にも活用されています。
白癬が、上半身に取りつくって。。。足でも嫌なのに(;一_一)
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3.まとめ
ガムって、油分で【溶け】るんですね。でも、そうと分かれば床や服についてしまったガムを今までより簡単に取ることができるので嬉しい。一番よくあるのが、ガムを踏んずけてしまうことではないでしょうか?これも、今まで苦労して取り除いたので助かりましす(≧▽≦)
宇宙では、いろんな体の変化が起きるんですね。それに、地上にいるより大変そうです。宇宙飛行士や宇宙医学の研究のおかげで日常生活や介護等が、だんだん良くなってるということに感謝です(^-^)
今回も勉強になりました(^-^)
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