こんにちは(⌒∇⌒)
今回は、サラリーマン、ビジネスマン等の違いって何?・交番、派出所、駐在所の違いって何?について、ご紹介したいと思います。
1.サラリーマン、ビジネスマン等の違いって何?
普段、何気なく使っている【サラリーマン】【ビジネスマン】【ビジネスパーソン】【会社員】【社会人】。この言葉、意味わかって使ってますか?
そのサラリーマン、ビジネスマン等の違いって何?について、ご紹介します。
【サラリーマンとは、どんな人なの?】
【サラリーマン】とは「salary(給与)man(男性)」と書くことから、給与をもらって仕事をしている男性を指す言葉です。
では、どんな人が含まれ、また含まれないのか、ご紹介します。
含まれる
「スーツを着て仕事をする人」
一般的にホワイトカラーと呼ばれるスーツを着て仕事をする人に限定されます。
含まれない
「社長、専務等の役員」
会社から給与ではなく役員報酬をもらっている人です。
「工場や工事現場等で作業着を着て仕事をする人」
会社に属し会社から給与をもらっている、ブルーカラーと呼ばれる人です。
「個人事業主、フリーランス」
自ら事業を行っている人です。
「公務員、医師、弁護士等」
会社といった組織に属さない人です。
「アルバイト、パート」
正社員に限定しているため含まれません。
【サラリーマン】と呼べる人は、少なそうですね(^-^)
【ビジネスマンとは、どんな人なの?】
【ビジネスマン】「businessman」とは英語圏では『経営者』や『実業家』と言った人を指す言葉として使用されています。ですので【サラリーマン】には含まれません。
とはいえ日本では社長などの経営者に加え、【サラリーマン】も含めて使用されるのが一般的です。ですので、会社といった組織に属している全ての人(アルバイトは含まれません。)を指すといった違いがあります。
さらに個人事業主やフリーランスといった事業形態の人もビジネスに携わる人であるため【ビジネスマン】に含まれます。
因みに、【ビジネスマン】「businessman」は英語圏で実際に使われている言葉ですが、【サラリーマン】「salaryman」は日本が独自に作った和製英語であるといった違いもあります。
【ビジネスマン】は、日本と英語圏では使用範囲が違うようですね(^-^)
【ビジネスパーソンとは、どんな人なの?】
【ビジネスマン】に女性を加えたものが【ビジネスパーソン】です。ですので、女性社員・女性社長・女性フリーランス等も【ビジネスパーソン】になります。
近年は【サラリーマン】や【ビジネスマン】が男性に限定される言葉であることから女性差別とならないように【ビジネスパーソン】と表現するのが一般的です。
豆柴は、【ビジネスパーソン】という言葉は知らなかったなあ(>_<)
【会社員とは、どんな人なの?】
【会社員】とは会社に勤めている労働者全てを指す言葉です。
【ビジネスパーソン】に加えて【サラリーマン】で含まれなかった作業員(アルバイトは含まれません。)等も含まれるといった違いがあります。
【社会人とは、どんな人なの?】
社会人とは【サラリーマン】や【会社員】等とは違い、最も広い範囲を指す言葉です。そのため【ビジネスマン】・【会社員】も【社会人】に含まれるだけでなく、フリーターと呼ばれるアルバイトで生計を立てている人や主婦でアルバイトをしている人、公務員・医師・弁護士等も【社会人】に含まれるといった違いがあります。
ですが、アルバイトをしていても学業を本業とする人は【社会人】には含まれないのが一般的です。
また、人によっては専業主婦も含めて【社会人】と言うこともあれば、就業経験がない専業主婦を《社会人経験がない》ということで【社会人】に含めない場合もあるため、解釈に違いが生じることが多々あります。
【社会人】が、一番使いやすそうですね(^-^)
2.交番、派出所、駐在所の違いって何?
【交番】【派出所】【駐在所】は、一体どんな違いがあるのでしょうか。
その交番、派出所、駐在所の違いって何?について、ご紹介します。
〘交番とは、どんなところ?〙
【交番】は《交替で番にあたること》という意味の言葉です。警察用語として、《町の要所に設けられた警察官の詰所》という意味になります。『交番所』とも呼ばれます。『交番勤務』のように使われます。
【交番】は、所轄警察署の地域課に所属する機構です。1日3交代制が一般的で、原則として2人以上の勤務となっています。主な仕事には『一般警ら活動』と呼ばれるパトロールと、『巡回連絡』があります。『巡回連絡』とは、担当地域内の各世帯などを回って『異変』・『転入』・『転出』等の情報を集めることを言います。
〘派出所とは、どんなところ?〙
【派出所】の意味は【交番】と違いはないのです。先程と同じで《警察署の下部機構で要所に配置された警察官の詰所》という意味になります。【派出所】の『派出』とは、《全体からの一部の者を分けてある場所に差し向け、勤務させること》を意味しています。
このとおり【派出所】と【交番】は同じものですが、時代によって呼び方が異なっているのです。1874年(明治7年)に設置された当初は『交番所』と呼ばれていましたが、1881年(明治14年)に改称されました。その後1994年(平成6年)になると、警察法改正をきっかけに【交番】の呼称に改められ、以降はこっちが正式なものとなっています。
【交番】と【派出所】は、役割が違うのかと思っていましたが、一緒だったんですね(^-^)
〘駐在所とは、どんなところ?〙
【駐在所】は警察用語として《巡査が駐在し、受け持ち区域内の警備や事務処理を扱う警察署の下部機構》という意味になります。【駐在所】の『駐在』は、《一定の場所にとどまっていること》意味しています。
【駐在所】が設置されるようになったのは、1888年(明治21年)からです。同じ時期に【派出所】が全国に設置されるようになりました。
【交番】と【派出所】の役割に違いはありません。しかし、【交番】は本署が所在する都市部に置かれるのに対して、【駐在所】は郊外や山間部に置かれることが多いという特徴があります。さらに【駐在所】の配員は基本的に1人で、24時間体制で勤務にあたることから、施設内に住居スペースが設けられている点に違いがあります。
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3.まとめ
【サラリーマン】【ビジネスマン】【会社員】【社会人】って、どう区別するのか分からないので、その時々で適当に使っていました。【ビジネスパーソン】に関しては、初めて知りましたが。。。でも、こんなに違いがあったんですね(>_<)
【交番】【派出所】【駐在所】に関しては、各々に違いがあるんだろうと思っていました。ですが、【交番】【派出所】は同じなんですね。【駐在所】は、よくドラマに仕事場と住居が一緒になっている映像出てきますよね。納得でした(^-^)
今回も勉強になりました(^-^)
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