こんにちは(⌒∇⌒)
今回は、お弁当のおかずの下にあるパスタには理由があった・酢豚にパイナップルを入れるのには理由があったについて、ご紹介したいと思います。
1.お弁当のおかずの下にあるパスタには理由があった
スーパー・コンビニ・お弁当屋さんに置いてあるお弁当の中には、おかずの下に『パスタ』を敷いてることがありますよね。なぜ、お弁当のおかずの下に『パスタ』が敷いてあるのでしょうか。それには、しっかりとした理由があったんです。
そのお弁当のおかずの下にあるパスタには理由があったについて、ご紹介します。
【おかずの下に『パスタ』が敷いてある理由って何?】
なぜ『パスタ』が敷いてあるのか理由がわかると、合理的で納得すると思います。
理由には5つあるので、ご紹介します。
容器を保護するため
唐揚げ等が出来上がった際に高温の物は、そのままの状態で盛り付けてしまうと容器であるお弁当箱が溶けて変形してしまう可能性があります。
これを防ぐために下に《『パスタ』を敷いて容器に直接熱が届かないようにしているのです》。
スーパーやコンビニのお弁当は電子レンジで加熱することが前提になているので『パスタ』を敷いてあるものは現在では稀ですが、お弁当屋さんだと出来たてを提供するのが一般的なので『パスタ』を敷いてある場合が多いです。
おかずを固定するため
お弁当箱は割とスペースがあるので、店頭に陳列したり、運んだりしている最中に中身が揺れておかずがずれてしまいます。
これを防ぐために下に《『パスタ』を敷くことによって、少しの衝撃であれば受けた衝撃による偏りで見栄えが悪くなることも防ぐことが出来ます》。
おかずの油を吸収させるため
ハンバーグや唐揚げ等のおかずは時間が経つにてれて油分が出てきて、お弁当箱の底で油が固まってしまうということがあります。
これを防ぐために下に《『パスタ』を敷くことによって、出てきた油分を吸収させることが出来るのです》。また、油分を吸収することによって『パスタ』のツルツル感が増すので、『パスタ』もパサパサになることなく美味しく食べることが出来ます。
余ったソースを有効活用するため
おかずにソースが絡めてある場合がありますが、そのソースが食べた後、容器に残ってしまいます。
これを防ぐために下に《『パスタ』があればソースを絡めて美味しく食べることが出来ます》。
見た目や量を増すため
《おかずの下に『パスタ』敷くのは見た目や量を増やすためです》。
おかずの下に『パスタ』を敷くのには、理由があったんですね。それも5つも(^-^)
2.酢豚にパイナップルを入れるのには理由があった
酢豚にパイナップルが入っているのは、なぜなんでしょうか。好き嫌いが分かれる酢豚のパイナップルですが、実は深い歴史と理由があったようなのです。
その酢豚にパイナップルを入れるのには理由があったについて、ご紹介します。
〘肉に含まれるたんぱく質を分解するため?〙
なぜ酢豚にパイナップルを入れるのかというと、パイナップルに含まれる酵素の『ブロメリン』がたんぱく質を分解して、お肉を柔らかくしてくれる効果があるからです。酢豚に使われるブロック状のお肉も、この効果で柔らかくして美味しく食べることができるのです。
酢豚だけでなく、ステーキの上にパイナップルが乗っていたり、煮込み料理に入っていたりするのも、お肉を柔らかくするためなのです。
パイナップルを食べ過ぎると『ブロメリン』が口の中のたんぱく質を分解してしまうことが原因で、口の中がヒリヒリして痛くなります。
もともと口の中はたんぱく質である唾液に覆われている状態です。このたんぱく質を分解してしまうことで、口の中の粘膜が剥き出しになってしまうのです。
剥き出しになってしまうと、パイナップル独特の酸味や刺激を直に受けてしまうために、人によってはチクチク、ヒリヒリといった痛みを感じてしまうのです。
パイナップルを食べ過ぎて口の中が痛くなったからといって、慌てて病院へ行ったりする必要はありません。時間が経つと再びたんぱく質である唾液が口の中をコーティングしてくれるので、徐々に痛みも引いていきます。
また『ブロメリン』は腸内でもたんぱく質を分解し続けます。胃腸が弱く、消化不良を起こしやすい方などは生のパイナップルを食べることで、胃腸の中のたんぱく質の分解を『ブロメリン』が助けてくれます。ガス溜まりや消化不良による下痢にも効果的です。
酢豚にかぎらず、肉料理を食べた後はデザートとしてパイナップルを食べるのも良いですね。『ブロメリン』が胃腸の中でも消化吸収を助けてくれるなんてヾ(≧▽≦)ノ
〘パイナップルは高価なものだったの?〙
現在は手ごろな価格で手に入るパイナップルですが、昔は高級食材で贅沢品でした。なぜ昔はパイナップルが高級だったんでしょうか。
パイナップルはトロピカルフルーツの一つで、暖かい地域でしが育ちません。そのため、ヨーロッパ等の寒い地域では栽培ができないので、海を越えてパイナップルを入手するしかありませんでした。
暖かい地域から海を越えて運ぶことは簡単なことではありません。冷蔵庫が現代ほどしっかりしているわけでもないため、航海の途中で腐ってしまうこともありました。その為、実際にヨーロッパに運ばれてくる数はとても少なかったと思われます。
パイナップルが欲しい人に対して、無事に航海を経てたどり着いたパイナップルの数は少なく、需要と供給のパランスが崩れて、価値が高騰したのも理由の一つです。その為、なかなか手に入らないパイナップルはヨーロッパでは貴族だけが食べられる特別な果物になったのです。
とても高価なパイナップルは、富と権力の象徴として王室ではパイナップルの形をモチーフにした家具や窓まで作られるくらい貴重なものでした。
その後、時代は進み温室でパイナップル栽培や東南アジア等の植民地での栽培によりパイナップルの収穫数が上がったことで、価値が落ち着いてきたのです。
現在では、どこのスーパーに行っても売っているので、高価といわれてもピンとこないな(;一_一)
〘酢豚にパイナップルを入れた起源はいつ頃?〙
パイナップル入りの酢豚が誕生した起源地は上海だといわれています。清の時代、イギリス領だった香港やフランスの影響を大きく受けていた上海では、ヨーロッパから入ってきたばかりのパイナップルは貴重で高級な果物でした。
当時、中国に住んでいる欧米人向けにパイナップルを入れた酢豚を作ったのが起源だといわれています。パイナップルを入れることで、酢豚は高級な料理だと感じてほしかったようです。
高級感を感じさせるために酢豚にパイナップルを入れたのが起源であるものの、実際パイナップルを加えることでフルーティーな甘酸っぱさが豚肉や甘酢あんによく合い、美味しくなったため今でも変わらず酢豚にパイナップルが入れ続けられていると考えられています。
高級感を出すためだけにパイナップルを入れたんだ。美味しくなったから良かったですね。(^-^)
〘ブロメリンは熱が加わると効果をなくすの?〙
パイナップルに含まれている『ブロメリン』は熱に弱く、60度以上の熱を加えてしまうと効果を発揮できなくなってしまうのです。
その為、熱処理されている缶のパイナップルは『ブロメリン』の効果はなくなってしまっているので、お肉を柔らかくすることができないのです。ですから、酢豚のお肉を柔らかくすることを目的にパイナップルを使用するのであれば缶詰でなく、生のパイナップルを使用するようにしましょう。
また、生のパイナップルを使用する際も、加熱により効果が得られなくなってしまうため、お肉とパイナップルを一緒に炒めるということは避けてください。
使用する際は、下処理段階でパイナップルの果汁を肉に揉みこんだり、出来上がり直前にパイナップルを投入し、火を通し過ぎないようにしましょう。
豆柴は、缶詰のパイナップルは苦手ということもあるので、まず購入しないだろうな(;一_一)
3.まとめ
スーパー・コンビニ等のお弁当のおかずの下にある『パスタ』。あの『パスタ』には、5つも理由があったんですね。理由があったことにビックリ(@ ̄□ ̄@;)!!してます。
酢豚は好きですが、パイナップルの入っている酢豚は苦手です。基本的に豆柴は、カレーに入っているレーズン、ポテトサラダに入っているリンゴ等は苦手です。「なんで、おかずに果物が入ってるんだ!!」という人です。果物は、デザートとしてが一番美味しい。
今回も勉強になりました(^-^)