こんにちは、
天国の父へ②です。
今回は、・以前に増して足は弱くなり の話をしていきたいと思います。
父は脳梗塞をして入院する以前は、
足が弱くなるといけないと、犬の散歩も家の近くの山や
坂道など意欲的に歩いていました。
家族にも「歩け歩け。歩けなくなるといっぺんに体が悪くなる。」
と言っていたほどです。
脳梗塞自体は、小さい血の塊が詰まったくらいで
大きな後遺症はなかったのですが、それでも軽く足を引きずって歩くようになりました。
そこからです、もともと父は細身で
食欲は普通にあるのですが、ほとんど動かなくなりました。
動かないにも関わらす、足は以前よりだいぶ細くなりました。
家の中を移動するにもどこかを伝って歩かないと倒れそうでした。
外を歩くときは、持つものがないので今にも前に倒れそうな頼りない歩き方でした。
本当に脳梗塞は怖いです。軽くても、こうも生活していく意欲をなくすものかと思いました。
亡くなる前日は、寝ながら食事をしていました。
私はそんな父に「なんで寝ながら食べるの!行儀が悪い!」と怒ってしまいました。でも、普通に座って食べるのがつらかったんでしょうね。
そんな事も私は考えず、怒ってしまいました。
今となっては後悔ばかりです。
なぜあの時、父が食べやすいように配膳してあげなかったんだろうと。
その時の父の足は細く立つと震えていました。
娘曰く、小鹿みたいに震えていたと。。。
亡くなるまでの、二か月ほどですが
少しでも足が丈夫になればいいと
デイサービス型のリハビリにも
週一で通っていました。そして、少し慣れてきたので
週二にしようかと検討しているところでした。
このリハビリは、
要支援担当のケアマネージャーさんが教えてくれました。
ここにたどり着くまでに、地域で行っている体操教室を探して一、二回行ったのですが人見知りのある父は三回目からはいかなくなりました。父は、母となら歩くというけれども確実に歩かないのはわかっていました。
その時思ったのが、介護素人があーでもない、こーでもないと こねくりまわすより、プロに助けてもらうのが一番だと思いました。
皆さんも一人で抱え込まず介護のプロに助けを求めましょう。一緒に考えてくれます。