酒の肴の正しい意味とは?・半ドン『ドン』ってどういう意味? | 豆柴

酒の肴の正しい意味とは?・半ドン『ドン』ってどういう意味?

こんにちわ(⌒∇⌒)

今回は、酒の肴の正しい意味とは?・半ドン『ドン』ってどういう意味?についてご紹介したいと思います。

1.酒の肴の正しい意味とは?

『酒のさかな』よく聞きますよね。この『さかな』、『つまみ』や『あて』とは少し意味が違うみたいなんです。

その酒の肴の正しい意味とは?について、ご紹介します。

【酒の肴の『肴』って、何?】

読み方は【肴】と書いて、『さかな』と読みます。お酒を飲む時に、一緒に味わう料理の総称なんです。『さかな』と読むので『魚』と思われがちですが、お酒に合う料理に対して【肴】を使います。

【『肴』の語源とは?】

室町時代、おかずのことを『菜(な)』と呼び、お酒のおかずを『酒菜(さかな)』と書いていたのです。時代とともに字だけが【肴】へと変わり、呼び方は『さかな』のまま残ったようです。

このとおり、漢字一文字で『お酒のおかず』の意味を持つ【肴】。よく『酒の肴』と使う場面を見かけますが、《酒の酒のおかず》となってしまいます。間違いではありませんが、【肴】のみで使うのが小粋です。

豆柴も、間違って使っていた。。。(;一_一)

【肴の意味は『つまみ』『あて』と同じ?違う?】

【肴】の他にも『つまみ』や『あて』といったものがありますよね。呼び方は異なりますが、意味はどれも同じです。しかし、それぞれの語源や使い方の違いがあるようなのです。

つまみ

昔はお酒を楽しむときのおかずを『つまみもの』と呼んでいたのが始まりです。手でつまんで簡単に食べられるようなおかずが対象だったようです。

あて

主に近畿地方で使われている言葉で、意味として『肴』や『つまみ』と変わりません。語源は《酒席に『あてがう』おかず》からきていて、簡単で軽いおかずを指しています。イメージとしては、お通しのようなものです。

基本的には、お酒に合うちょっとしたおかずには変わりはないようですが、微妙に違うところがあるんですね。豆柴は、お酒に合うおかずを食べられれば、どの言葉でもいいですヾ(≧▽≦)ノ

2.半ドン『ドン』ってどういう意味?

『半ドン(はんどん)』は、『午後半休』または『半日の休日』を意味する言葉です。この『半ドン』の【ドン】とは、どういう意味なんでしょうか。

その半ドン『ドン』ってどういう意味?について、ご紹介します。

〘《半ドン》って、どういう意味?〙

『半ドン』は、『午後半休』または『半日の休日』というような意味の言葉です。どちらでも同じ意味ですが、《官公庁・企業・学校等で、就業・就学が午前中までで終了すること(あるいはその日)を指します。

〘《半ドン》の由来とは?〙

『半ドン』の由来には諸説あるようです。定説とされて辞書に記載されていることが多いのは、《半分のドンタク》《半ドンタク》の略語であるというものです。

〘《ドンタク》ってなに?〙

『ドンタク』はオランダ語の《zondag》から来たカタカナ語で、「日曜日」や「休日」を意味します。この『ゾンターク』が訛って『ドンタク』になったとされ、日本では江戸時代の末期から明治時代にかけて世間一般に広がりました。

オランダ語の『ゾンターク』からきてるんですね。何も考えずに使ってました(;一_一)

〘博多どんたくの語源〙

『ドンタク』と言えば『博多どんたく』を思い出す方いるのではないでしょうか。『博多どんたく港まつり』は毎年5月に開催される、九州博多を代表する伝統行事(祭事)です。

その起源は1179年(治承3年)に始まった『松囃子(まつばやし)』にあるとされ一時の中断を経て、1879年(明治12年)に再開されたときに『博多どんたく』と呼ばれるようになりました。語源は『zondag(休日)』からきています。

〘《半ドン》は、どのように広まったの?〙

『半ドン』が広く使われるようになったのは、日本人の勤務形態や学制との関係があるようです。

3.まとめ

『酒の肴』は、「つまみ」でも「あて」でも、お酒に合うおかずが食べれればどっちでもいいと思った豆柴です(爆笑)(๑>◡<๑)

『半ドン』の【ドン】って、オランダ語の《zondag》からきてるんですね。昔は『半ドン』とよく言っていましたが、最近は勤務形態等の関係もあり、あまり言わなくなりましたもんね。豆柴も久しぶりに、そういえばこういう言葉よく使ってたなぁと思った事もありご紹介してみました。

今回も勉強になりました(^-^)

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