日本は『にっぽん』『にほん』、どっちで呼べばいいの?・うざぎの数え方は『匹』『羽』どっち? | 豆柴

日本は『にっぽん』『にほん』、どっちで呼べばいいの?・うざぎの数え方は『匹』『羽』どっち?

こんにちは(⌒∇⌒)

今回は、日本は『にっぽん』『にほん』、どっちで呼べばいいの?・うざぎの数え方は『匹』『羽』どっち?についてご紹介したいと思います。

1.日本は『にっぽん』『にほん』、どっちで呼べば良いの?

自国の呼び方が2つ存在している日本ですが、どっちの呼び方が正しいのでしょうか。

その日本は『にっぽん』『にほん』、どっちで呼べばいいの?について、ご紹介します。

【『にっぽん』という呼び方はどういった経緯で生まれたの?】

日本と中国(唐)との国交が盛んだった平安時代、中国の人たちは『日本』という漢字の読み方を《日=ニエット》《本=プァン》を発音していました。

それまで日本は、日本を『やまと』と呼んでいましたが、中国人の発音を聞いて『ニエットプァン→にっぽん』と呼ぶようになったようです。

【にっぽん】という呼び方は、日本人が中国人の発音を真似したことから生まれたそうです。諸説あるようですが。。。

真似したんだ(;一_一)

【『にほん』という呼び方はどういった経緯で生まれたの?】

江戸時代になると、せっかちな江戸っ子たちが早口で話しているうちに『にっぽん→にふぉん→にほん』と徐々に簡略化されて、【にほん】という呼び方が広まったようです。諸説あるようですが。。。

そのため江戸を中心とする東の地域では【にほん】。東京の《日本橋》は《にほんばし》と読みます。

他方で、大阪や京都など西の地域では【にっぽん】。大阪の《日本橋》は《にっぽんばし》と読みます。

同じ漢字なのに読み方が違うって、面白い(^-^)

【『にっぽん』『にほん』論争の歴史とは】

昭和時代に入ると、国の呼び方が2つあることについて【にっぽん】【にほん】論争が起こります。

第1回論争:1934年(昭和9年)

《国の呼び方を【にっぽん】に統一しよう》という案が政府に提出されましたが、日本統一案はまとまりませんでした。

第2回論争:1970年(昭和45年)

日本万博博覧会(大阪万博)開催を前にして、再び《国の呼び方を【にっぽん】に統一しよう》と国会で論議されましたが、ここでも結論は出ず先送りになりました。

第3回論争:2009年(昭和21年)

当時の民主党衆議院議員が《国の呼び方をどちらにするのか》という質問主意書を内閣総理大臣に提出したところ、《【にっぽん】又は【にほん】、いずれも広く浸透していて、どちらか一方に統一する必要はないと考えている》という答弁になりました。

政府では国の呼び方を明確に決めず《どちらでもいい》という決着がついたそうです。

豆柴も呼びやすいほうで呼べば良いので、こだわり全然なしです(^-^)

2.うざぎの数え方は『匹』『羽』どっち?

うさぎの数え方は、『匹』『羽』とっちなんでしょう。

そのうざぎの数え方は『匹』『羽』どっち?について、ご紹介します。

〘うさぎの数え方は?〙

【匹】

動物を数える時に使われるのは【匹】ですよね。

うさぎの数え方としては間違いではないのですが、あまり適していないようです。

じゃ、それ以外にはどの様な数え方があるんだろう(?_?)

【羽】

この【羽】が一般的に適した数え方になります。

この数え方は、うさぎを家畜として扱っていた時代に用いられていた数え方のようです。

なんだか聞き覚えのある数え方ですね(^-^)

〘うさぎの間違えた数え方とは?〙

日常生活で数える分には【匹】【羽】どちらでも問題ないのですが、間違って使われている数え方があるようなのです。

【兎】

それが、この【兎】です。この数え方は間違いのようです。

《二兎を追う者は一兎をも得ず》という有名なことわざも【兎】で数えているので間違ってないように思いますよね。

実は、この数え方はことわざでしか使われていない表現であり、1兎というのは《1羽のうさぎ》というのを分かりやすく表現しただけで、数えているわけではないのです。

ことわざでは、いかに短い文章で分かりやすく人に伝えるのかが大事なのでこういった表現になってしまったわけです。日常生活では、うさぎを1兎2兎と数えることはありません。

動物や物って、いろいろな数え方があって難しい(;一_一)

〘【羽】と数える由来は諸説ある?〙

僧侶のこじつけ説

江戸時代に『生類憐みの令』が発令され4本足の動物を食べる事が禁じられました。その際、普通の人たちはなんとかごまかしながら食べていましたが、僧侶となるとそのような事は許されませんでした。

そのため、跳ね回り2本足で立つうさぎを鳥の仲間だから食べてもいいとこじつけたのです。その徹底ぶりは見事なもので数え方まで鳥に合わせて1羽2羽と数え始めたそうです。

これが、うさぎを【羽】で数えるようになった。という説です。

耳が羽みたい説

うさぎが持つ長い耳が羽のようなので鳥に見立てて【羽】で数えたという説です。

1杷→1羽 説

昔は野生のうさぎを買って食べることは珍しいことではありませんでした。その際に捕まえたうさぎの耳を1つに束ねていました。

束ねたものは【杷】という数え方をします。そこから同じ発音である【羽】に徐々に変わっていったのではないかという説もあるようです。

【羽】になった説は、いくつかあるんですね(^-^)

3.まとめ

【にっぽん】【にほん】論争が3回もあったなんて。。。豆柴は、こんな細かいことと思います。呼びやすかったら、どっちでもいいじゃない。と、『どちらか一方に統一する必要はない』その当時の内閣総理大臣と同じ考えです(≧▽≦)

うさぎの数え方【羽】【匹】は、日常生活で使用する分には、どちらでもいいんですね。でも、動物や物の数え方って、当たり前に使っていたものが間違っているってこと沢山あるんでしょうね。(;一_一)

今回も勉強になりました(^-^)

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