ピラニアって、狂暴じゃないの⁉ | 豆柴

ピラニアって、狂暴じゃないの⁉

こんにちは(⌒∇⌒)

今回は、ピラニアって、狂暴じゃないの⁉についてご紹介したいと思います。

1.ピラニアって、狂暴じゃないの?

皆さん、ピラニアというと鋭い歯を持っていて狂暴そうに思いますよね。ところが、ピラニアは臆病な魚で気が小さいのだそうです。

そのためピラニアは団体で行動するらしいのですが、人間が水の中に入ると逃げていくというんです。ピラニアは人間を襲ったことがないという話まであるそうです。ビックリ(@ ̄□ ̄@;)!!ですよね。

そのピラニアについて、ご紹介します。

【ピラニアは人が近づくと逃げる?】

ピラニアというと狂暴でとても恐ろしい魚というイメージがあります。

ピラニアの先祖の【メガピラニア】は雑食です。狂暴なサメの代表格である【ホホジロザメ】に負けないほど噛む力が強かったと考えられています。

ピラニアは完全な肉食の魚でネズミのような小動物や小型の魚を主な獲物としています。事実、興奮すると水面が泡立つほどの勢いで獲物に群がります。この習性が誇張されて、大型の動物が短時間で骨になるとイメージされたようです。しかし、ピラニアが狂暴な魚というのは完全に間違っているようです。

ピラニアは臆病で単体行動を避け、自分より大きなものを見るとすぐに逃げてしまうのです。そのためピラニアがいる水の中に人間が入っても、ほぼ危険はないといいます。

ただ例外もあり、大きな動物でも死体を食べるはわかっているので、人間にとっては完全に危険がないとは言い切れません。

そして、血の匂いと水面の音に敏感なため、血を流した動物が音を立てるとピラニアの群れが大挙することもあるようです。

ピラニアって、あんなに怖い顔をしているけど、想像してた狂暴な魚とは少し違うようですね(^-^)

【ピラニアの祖先は草食?】

ピラニアは間違いなく肉食の魚だが、先祖は草食の魚だと考えられているようです。ピラニアは1000万年ほど前に存在した【メガピラニア】から進化して肉食になったようです。

【メガピラニア】は、草食の【メチニス】の仲間が進化したものと考えられているようです。【メチニス】は姿がピラニアに似ています。

【メチニス】は鑑賞魚として飼育されているようです。【メチニス】は温和な性格なので、別の魚と一緒に水槽に入れても問題ないそうです。ただし、【メチニス】より大きな魚を同じ水槽に入れないほうがいいそうです。臆病なところはピラニアと似ているみたいです。

ピラニアが臆病なのは、草食だった先祖と性格が似通っているからと考えられているようです。

【アマゾンにはピラニアより危険な生物がいっぱいいる】

ピラニアが生息している川で良く知られているのが、アマゾン川だと思います。ピラニアは危険な魚ではないですが、アマゾン川には魚類も含めて危険な生物がとても多いです。

淡水に生息する【オオメジロザメ】・蛇の中で世界最大級の【アナコンダー】・ネコ科の猛獣【ジャガー】・危険な伝染病を媒介する虫である【サシガメ】・魚類では【デンキウナギ】等が生息しています。どれもこれも人間にとって命にかかわる危険な生物です。

【デンキウナギ】はワニを感電死させることがあり、アマゾンの生態系でも上位に位置するようです。また毒針をもつ【淡水エイ】も、とても危険です。

しかし人間にとって一番恐ろしいのは、殺人魚と呼ばれる【カンディル】です。

【カンディル】は、ナマズの一種で大きいものでも30㎝にしかならないのです。ピラニアよりも小型の魚です。しかし、皮膚を食い破ったり・獲物の体にある穴から侵入して体内を食い破るという、とても恐ろしい魚です。体にとげが生えていて、一度体内に侵入するとトゲのせいで簡単に抜くことができないようです。人間の体内深くに侵入したら、手術しない限り助からないと言われています。

2.まとめ

ピラニアは、あの怖い顔・鋭い歯・川の表面を群がって飛び跳ねるといった恐ろしい魚の代表格でした。しかし、そのピラニアが臆病だったとは(;一_一)あんな怖い顔して。。。(>_<)

今回も勉強になりました(^-^)

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