蛇が舌をチョロチョロ出すのはなぜだろう?・シロサイとクロサイの違いはなに? | 豆柴

蛇が舌をチョロチョロ出すのはなぜだろう?・シロサイとクロサイの違いはなに?

こんにちは(⌒∇⌒)

今回は、蛇が舌をチョロチョロ出すのはなぜだろう?・シロサイとクロサイの違いはなに?についてご紹介したいと思います。

1.ヘビが舌をチョロチョロ出すのはなぜだろう?

蛇といえば、二つに割れた舌をチョロチョロ出すイメージをしますよね。

その蛇が舌をチョロチョロ出すのはなぜだろう?について、ご紹介します。

【舌をチョロチョロと出して何をやっているの?】

蛇の口の奥には【ヤコブソン】器官という匂いを感じる器官があり、舌を出して匂いの粒子を集めて、それを口の中に運んで獲物や外敵などの臭いがないかを判断しているようです。

何をしているのかと思ったら、蛇の舌って匂いの粒子を集める機能があるんですね(^-^)

【舌の先が二つに割れているのはなぜ?】

舌の先が二つに割れているのは、少しでも多くの匂いの粒子を捕らえられるために表面積を増やしているようです。

蛇の口には舌を出し入れする穴が開いているので、口を閉じていてもチョロチョロできるのです。

匂いの粒子を捕まえるためとはいえ、せわしなく動いてますよね。なんだか、大変そう(>_<)

2.シロサイとクロサイの違いはなに?

動物園でサイのところの表示プレートに【シロサイ】クロサイ】と紹介されていますよね。サイの肌の色で区別されているのかと思ったら、そうではないようなのです。

そのシロサイとクロサイの違いはなに?について、ご紹介します。

〘シロサイの名前の由来〙

シロサイは英語では『white Rhinoceros』と呼ばれています。ですが、元々はアフリカでは『wijde rhinoceros』と呼ばれていました。

シロサイの肌が少し白みがかっていることから『wijde』という単語を『white』と聞き間違えたことにより『white Rhinoceros』と呼ばれることになったようです。

そして『white Rhinoceros』という単語がそのまま日本に伝わったことにより、直訳して【シロサイ】となりました。

『wijde』という単語には「幅広い」という意味があるため、本来の名前の由来には肌の色は全く関係ないのです。

聞き間違いから付いた名前なんですね(^-^)

〘クロサイの名前の由来〙

クロサイは英語では『black rhinoceros』と呼ばれています。

『black rhinoceros』と呼ばれるようになった理由は、既に『white Rhinoceros』がいたからです。

『white』の対比として『black』を使っただけで、肌の色は全く関係ないのです。

そして『black rhinoceros』についても単語がそのまま日本に伝わったことにより、直訳して【クロサイ】となりました。

【クロサイ】に関しては、思いっきり単純ですね。こんなに簡単に名前を付けられて、かわいそう(>_<)

〘見分けるポイントは、口の形〙

【シロサイ】と【クロサイ】の大きな違いの1つとしては《口の形》です。

【シロサイ】は普段は地面に生えている草を食べて生活をしていることから、口の形が横に幅広くなっています。

元々の【シロサイ】の名前だった『wijde rhinoceros』『wijde』という単語には「幅広い」という意味がありました。

なので、幅ひろい口をしているサイが【シロサイ】だと分かります。

【クロサイ】は木の葉や木の実など、高い位置にある植物を主食としています。それにより、高い位置にあるエサでも食べやすいように、口が突き出して尖ったような形をしています。

《大口》か《おちょぼ口》かの違いですね(^-^)

〘体の大きさの違い〙

【シロサイ】は体長が3.2~4.2m程で、体重はオスで2t~3.5t程、メスで1.4t~1.7t程あり、角は鋭く大きいのが特徴です。

【クロサイ】は体長が2.8~3.0m程で、体重はオスでも0.3t~1.3t程しかないので【シロサイ】のメスより小さいのです。

【クロサイ】の方が、だいぶ小さいのですね(^-^)

〘生態の違い〙

【シロサイ】と【クロサイ】は縄張り意識が強く、草食動物の中でも獰猛な部類に入ります。

一方臆病であることから、下手に縄張りに入って刺激をすると突進して攻撃をしてくることもあるようです。

また【クロサイ】の方が特に臆病だとされ、人間と遭遇すると逃げる刺激をされて攻撃してくるかのようです。

また【シロサイ】は数頭で群れになって生活をする習性があるのですが、【クロサイ】は単独行動をする習性があります。

〘絶滅危惧種に指定されている〙

今回紹介した【シロサイ】と【クロサイ】以外の全てのサイが絶滅危惧種に指定されています。

絶滅の危機に瀕しているのは人間が乱獲しすぎたことが原因となっています。

サイの角は伝統工芸品や薬などに使用されることから高値で売れるため、現在も密猟が後を絶たないようです。

動物は自分の生きるために必要な分のみを捕獲するのに、同じ動物でも人間は欲張りだ( `ー´)ノ

3.まとめ

蛇の舌は、匂いの粒子を集めて、自分の食料や外敵が側にいないかの確認をしていたんですね。あのチョロチョロは何なんだと思っていましたが、そういう機能があったんですね(^-^)

【シロサイ】【クロサイ】が肌の色で区別されていたのではなのですね。昔から、『シロ』『クロ』肌の色では全然わからないと思っていたんですよね。これで謎が解けました(≧▽≦)

今回も勉強になりました(^-^)

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