鮭は白身魚?赤身魚?青魚?・甘エビは性転換する? | 豆柴

鮭は白身魚?赤身魚?青魚?・甘エビは性転換する?

こんにちは(⌒∇⌒)

今回は、鮭は白身魚?赤身魚?青魚?・甘エビは性転換する?についてご紹介したいと思います。

1.鮭は白身魚?赤身魚?青魚?

皆さん鮭の種類は何に分類されるのかご存じでしょうか。白身魚?赤身魚?青魚?

その鮭は白身魚?赤身魚?青魚?について、ご紹介します。

【鮭は白身魚?赤身魚?青魚?】

結論から言うと、鮭は【白身魚】なんです。鮭の身は赤いのに【白身魚】とはビックリ(@ ̄□ ̄@;)!!ですよね。

豆柴ずーっと、赤身魚だと思い込んでいました(>_<)

【白身魚は身が白いからではないの?】

【白身魚】だからといって、身が白いわけではありません。赤や白というのは身の色ではなく、魚の筋肉の色のようです。

なぜ、魚の筋肉の色は赤や白なのでしょうか。

マグロのように遠海を泳ぐ魚はスピードよりも持続力を重視します。そのため、運動に必要な糖分や酸素をたくさん使います。この酸素は筋肉の中の『ヘム』と呼ばれる鉄入りの色素と結合します。この『ヘム』が赤いため赤身になるようです。この筋肉を『遅筋』と言います。

タイやヒラメなどの白身の魚は近海を泳ぐ魚です。これらの魚は持続力ではなく、瞬発力を重視します。必要なのは酸素ではなくエネルギーであるため、色がつかず白いようです。この筋肉を『速筋』と言います。

身の色は、筋肉の色だったなんて。必要なものが、酸素かエネルギーかで身の色が変わるんですね(^-^)

【青魚は、どうなんでしょう?】

白身魚・赤身魚の他に、青魚がいますよね。

青魚の代表的なものに、サバ・イワシ・アジ等があります。青魚には、DHA・タウリン・鉄分が多く含まれていて栄養も豊富です。

これらの魚の背中をよく見ると、青い濃い色をしています。青魚とは、この表面の色を指します。マグロも赤身の魚ですが、背中の部分は青いです。ですので、青魚に分類されます。

マグロは、赤身魚?青魚?と思っていたのですが、これで謎が解けました  (;一_一)

【鮭の身の色は、なぜ赤い?】

その理由は、鮭の食べるエサにあります。普段鮭が食べているエサは、エビやプランクトン等の甲殻類です。この殻に『アスタキサンチン』という赤い色素が含まれているので、これを食べている鮭の身は赤いのです。鮭の卵であるイクラも赤いですよね。これも『アスタキサンチン』の色素のようです。

鮭は海に出て再び川を上ってくる際、強い紫外線や激しい運動による「活性酸素」と戦わなければなりません。『アスタキサンチン』は、強い抗酸化力を持つ成分です。これにより、鮭は元気に川を上ることができるのです。

鮭は、白身魚だけど『アスタキサンチン』の赤い色素により、身が赤くなっているんですね(^-^)でも、よーく見ると、赤身魚というより見た目”ピンク”ですよね(≧▽≦)

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2.甘エビは性転換する?

甘くてとろける触感が子供や大人にまで人気の甘えエビ。

その甘エビは性転換する?について、ご紹介します。

〘産まれた時はみんなオス?〙

日本で甘エビと呼ばれるのは、北海道をはじめ《日本海》・《グリーンランド》から輸入される『ホッコクアカエビ』のことです。この『ホッコクアカエビ』は【雄性先熟(ゆうせいせんじゅく)】という生態を持っていて、産まれたころは全員オスです。

全員がオスとして産まれてきた甘エビは、6歳くらいを境に全員がメスへと性転換します。

しかし交尾はどうするの?

なので、6歳を迎えてメスになった甘エビたちは、まだメスになっていない4~5歳の若いオスと交尾をするのです。

若い男の子を捕まえるんだあ。って、この子たちにとっては繁殖のためですよね。反省(>_<)

〘性転換は厳しい環境で生き残るため〙

甘エビが性転換をするのは、暮らしている環境の過酷さが関係しています。

甘エビが生息している推進200メートルより下の深海。光はほとんど届かず水温も低いため、生物が少なくエサも限られています。そんな厳しい環境で卵を育てられるのは、生命力の強い大きな個体だけです。なので子育てのできるメスの甘エビが少しでも多いほうが良いため、甘エビは大人になると全員がメスになるのです。

5歳まで全員がオスなのは、オスなら卵を育てる負担がなく体の小さい個体でも繁殖に参加できるからです。

ただ、あまり小さいと繁殖には参加できないようです。正確には以下のようになっています。

  • 3歳まで・・・繁殖に参加しないオス。
  • 4~5歳・・・繁殖に参加するオス。
  • 6歳~・・・・メス

深海自体、過酷ですもんね。頑張れ!甘エビ( `ー´)ノ

3.まとめ

鮭は美味しいしお手頃価格で購入できるので、よく購入してます。でも、単純に鮭の身が赤いから『赤身魚』と思っていました。白身魚だったとは。。。(>_<)豆柴は今まで、魚の区別を身が白いから『白身魚』。身が赤いから『赤身魚』。と思っていましたが違うんですね。

甘エビは、産まれた時は全員がオス。6歳くらいから全員がメスに性転換するんですね。生活する環境に適応するために(繁殖する)ために、このような生態をしていたとはビックリ(@ ̄□ ̄@;)!!です。

今回も勉強になりました(^-^)

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