闘牛は赤い布で興奮してる?・鮭は、淡水魚?海水魚? | 豆柴

闘牛は赤い布で興奮してる?・鮭は、淡水魚?海水魚?

こんにちは(⌒∇⌒)

今回は、闘牛は赤い布で興奮してる?・鮭は淡水魚?海水魚?についてご紹介したいと思います。

1.闘牛は赤い布で興奮してる?

よくテレビ等で見る闘牛。皆さん闘牛が赤い布めがけて突進しているところを思い浮かべると思います。彼ら本当に赤い布で興奮しているのでしょうか。

その闘牛は赤い布で興奮してる?について、ご紹介します。

【闘牛には赤色が見えているの?】

闘牛士が持っている真っ赤な布。それを大きく広げてヒラヒラさせると、挑発された牛が怒りながら突進する光景が思い浮かぶと思います。なので多くの人は赤い布は牛を興奮させるためのものと思っていたでしょう。でも実は間違いなのです。

実は、人間とサルを除くほとんどの動物は色盲なのです。牛も例外ではなく、全てのものが白と黒にしか見えていません。なので布の色を判別する能力はなく、色の濃さで区別しているのです。

闘牛士の布に興奮するのは色が赤いからではなく、ヒラヒラ動いているものに反応しているのです。

猫も猫じゃらしを動かすと興奮してじゃれてくるのと同じです。闘牛もヒラヒラ動きさえすれば、色は何でも良いようです。

猫が猫じゃらしに興奮してじゃれつくのはカワイイ。しかし同じ興奮するでも、闘牛が興奮して突進してくるのは怖い(>_<)

【布が赤なのはなぜ?】

闘牛に使用される布には、赤色が多いのはなぜでしょうか。

それは、赤が人間を興奮させる色だからです。赤い布を広げることで、闘牛士の気分も高まり観客も熱狂します。

えっ⁉赤色の布は、闘牛を興奮させるためではなく、人間を興奮させるためだったんだ(;一_一)

2.鮭は、淡水魚?海水魚?

川(淡水)で産まれた後、川をくだって海(海水)で成長し、再び川(淡水)へ戻ってくる鮭。なぜ、【淡水・海水】両方を行き来できるのでしょうか。

その鮭は、淡水魚?海水魚?について、ご紹介します。

〘なぜ海と川で住み分けているの?〙

鮭は、なぜ川と海を行き来しているのでしょうか。この行動は全て『産卵』にあります。

鮭が川で産まれて海へ渡る理由は、産卵の際、消費するエネルギーを豊富なエサがある海で蓄えるためと言われています。

鮭は寒い時期に川の上流で孵化するため、産まれた場所ではエサが少なく成長に必要な栄養が不足してしまいます。そのため、エサの豊富な海にわたるという事です。

エサが豊富な海に渡ったので、このまま海にいると思いますよね。それが鮭は、わざわざ川に戻るのです。理由は、卵を守るうえで海より川上のほうが安全な場所だからだそうです。

天敵も少なく、かつ大きく荒れることも少ない川上は海よりも安全です。ただでさえ卵から成魚になれる確率は数%なので、その確率を少しでも上げるためには川は最適な場所という事のようです。

鮭も子供を守るためとはいえ大変ですね(;一_一)

〘なぜ川でも海でも生きられるの?〙

鮭は淡水で孵化することや卵の数、卵の質量から推測すると、淡水魚に属していると言われています。

鮭が川と海のどちらでも生きられる理由は、淡水魚の浸透圧調整機能に加えて海水魚が持つ浸透圧調整機能もあるからです。

淡水魚が淡水で生きていけるのは、大量の尿をすることで余分な水分を体外に排出する機能があるからです。魚は、淡水にいると浸透圧の関係で体外から体内へと水分が入ってきます。それでは水分過多で死に至るため、淡水魚は尿をすることで水分量を調整しているのです。

海水魚が海水で生きていけるのは、塩分をエラを使って体外に排出する機能があるからです。魚は、海水にいると浸透圧の関係で体内から水分が出て行ってしまいます。それでは水分不足で死に至るのため、海水魚は水を大量に飲んで同時に入ってくる塩分をエラを通して体外に排出することができるため、海水でも生きていくことができるのです。

ほとんどの魚は、どちらかの機能しか持っていないため、それを生かすことのできる淡水か海水で生きる道を選ぶのです。

しかし鮭は例外で、淡水魚であるにもかかわらず海水魚が持つエラを通した塩分排出機能もあるため、海での生活も可能となっているようです。

鮭は川と海で暮らせることに加えて、自分の故郷である川を確実に覚えていたり、産卵後に死に至る特性を持っていたりと、他の魚が持っていない特徴を持っています。

ちょっとした豆知識なのですが、川で泳いでいる鮭を捕まえて、いきなり海に入れると細胞がしぼんでしまい生きていけないそうです。

鮭は、淡水魚と海水魚の機能を併せ持っているんですね。どちらかしか暮らせない魚より得した気分ですよね(≧▽≦)

3.まとめ

闘牛に使用されている赤色の布。どこかのテレビで、牛は赤色は見えていなくて動くものに興奮していると聞いた覚えがあったのですが、まさか人間とサルを除く動物が色盲だったとはビックリ(@ ̄□ ̄@;)!!です。という事は、うちに居る犬と猫は私たちを白黒で見ていたんですね(>_<)

鮭は、川でも海でも暮らせるので得した気分ですよね。他の魚より広い世界が見えるんですもんね(;一_一)

今回も勉強になりました(^-^)

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