こんにちは(⌒∇⌒)
今回は、キャベツの免疫力・ストレス効果等について書いていこうと思います。葉がぎっしりと詰まって重さのあるものがおいしいキャベツ。
水分量が92.7%とほとんどが水分なんです。そのため100gあたり23kcalとカロリーも低いです。
1.栄養成分
キャベツは栄養が少ないと思われがちですが、ビタミンC・ビタミンKや胃を守ってくれる栄養素などたくさん含まれています。
ビタミンU・・・キャベツには100gあたりビタミンUが350㎍含まれています。
ビタミンUはビタミンではなく、ビタミンに似た働きをするビタミン様物質という成分です。キャベツのしぼり汁から発見されたことから、【キャベジン】とも呼ばれます。胃腸薬の【キャベジン】もこの成分が由来となっています。
ビタミンUは胃や腸の粘膜を丈夫にしたり荒れてしまった胃壁を整えたりしてくれます。さらには、胃酸の分泌を調整してくれる作用があります。
揚げ物など付け合わせでキャベツが多いのは、キャベツには胸やけを防ぐ効果もあるからのようです。
ビタミンC・・・キャベツには100gあたりビタミンCが41mg含まれています。これは一日に必要とされている量の約40%です。
ビタミンCはコラーゲンを生成するために必要な栄養素で、皮膚や粘膜の健康維持に役立ちます。
ただ喫煙をする人・暑さや寒さ・働き過ぎなどのストレスを受けることが多い人ほど体内でビタミンCが消費されてしまいます。
さらにビタミンCは水溶性ビタミンであり、体に留めておけないビタミンのため毎日継続して摂取する必要があります。
ビタミンK・・・キャベツには100gあたりビタミンKが78㎍含まれています。ビタミンKの含有量は野菜の中でもトップクラスです。
ビタミンKは血液を固め止血を早くするため、かすり傷などの治りが早くなる効果があります。
また、骨を丈夫に保つために必要不可欠な栄養素です。
ビタミンKは食品から摂取できるほか腸内でも作られます。
カルシウム・・・キャベツには100gあたりカルシウムが43mg含まれています。
カルシウムは不足すると骨や歯がもろくなってしまうおそれがあります。カルシウムの吸収率を上げるためには、ビタミンDを多く含む椎茸やしらす干しを一緒に食べるのがおすすめです。
そして精神的な興奮や緊張を和らげるともいわれており、外側の葉と芯の近くに特に多く含まれています。
カリウム・・・キャベツには100gあたりカリウムが200mg含まれています。
カリウムには体内の塩分を排出してくれる働きがあるため、高血圧の予防に役立ちます。
また、不足していると筋肉の動きが悪くなり、怠さを感じるようになります。
カリウムは水溶性で、煮たり茹でたりすると水に溶け出してしまうので、生のまま食べられるキャベツは効率よくカリウムを摂ることのできる食材です。
スープにして汁ごと食べてもカリウムを効率よく摂り入れられますが、塩分摂取量が増えないよう気を付けてください。
葉酸・・・キャベツには100gあたり葉酸が78㎍含まれています。
葉酸は赤血球を作ったり細胞分裂をする際に必要です。
そして葉酸はDNA合成に関わるビタミンB群の一種であり、胎児の正常な発育に役立つため妊娠中に摂りたい大切なビタミンです。
食物繊維・・・キャベツには100gあたり食物繊維が1.8g含まれています。
食物繊維には不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の2種類に分かれます。キャベツには水溶性よりも不溶性食物繊維が多く含まれています。不溶性食物繊維は便のかさを増して腸を刺激してくれるので、便秘対策に効果があります。
βカロテン・・・キャベツには100gあたりβカロテンが50㎍含まれています。
βカロテンは体内に取り込まれるとビタミンAに変わります。そして、目の健康維持・視力障害の防止に効果があります。
また、内蔵の粘膜を健康に保ち風邪の予防にも役に立ちます。
2.健康を維持するための6つの効果!
免疫力向上効果・・・キャベツに含まれるビタミンCには免疫力を高める作用があります。
ビタミンCは体内に入ってきた細菌やウイルスなどを攻撃する白血球の働きを助けるとともに、ビタミンC自体も細菌やウイルスと闘い体内への侵入を防ぎます。
またビタミンCはコラーゲンを生成することで皮膚・骨・血管が丈夫になり病気に対する抵抗力が高まります。
ストレス緩和効果・・・ストレスは不安・緊張・紫外線・タバコ・疲労・睡眠不足などを原因として起こります。人はストレスと感じると体内でビタミンCを大量に消費します。
体内のビタミンCが不足すると、ストレスに弱くなり心身の不調にもつながります。体内のビタミンC不足を解消することでストレスが軽減されます。
肌荒れ防止効果・・美肌ビタミンと呼ばれているビタミンCは、コラーゲン生成に欠かせない成分です。
コラーゲンは肌の張りを保つ働きもあります。
さらにビタミンCはシミの原因となるメラニン色素の生成を防ぐ働きもあります。
便秘解消効果・・・キャベツには食物繊維が多く含まれています。
食物繊維は、人の体で消化できない栄養素です。そのため腸に入ってきた食べ物を排出する為のぜん動運動を促し、便を体外へ排出します。嬉しいですね (●^o^●)
動脈硬化予防効果・・・食物繊維には余分なコレステロールを吸着し、体外に排出させる働きがあります。
血液をコレステロールでドロドロにすることなく、動脈硬化による脳梗塞などの病気を予防してくれます。
胃腸の粘膜を健康に保つ効果・・・キャベツは胃の働きや胃の粘膜を正常に保つビタミンUを豊富に含んでいます。
ビタミンUは胃酸の分泌を抑えることで、胃腸の粘膜を健康に保つ働きがあります。そのため胃潰瘍・十二指腸潰瘍を予防、改善する働きがあります。
ビタミンUは胃腸の粘膜を修復するために、たんぱく質の合成を活発にし傷ついた粘膜を治す働きがあります。そのため胃腸粘膜の新陳代謝を活発にする働きがあります。
3.キャベツのカロリー・糖質
キャベツのカロリーは低いですが、水分量の多い野菜と比べるとやや高めです。
糖質量はカボチャなどの緑黄色野菜と比べると低めですが、大根などの淡色野菜と比べると多く含まれています。
糖質は人にとって必要なエネルギー源ですが、食べ過ぎると体脂肪として蓄えられてしまうので注意!が必要です。
4.茹でるときの注意!
キャベツにはビタミンU・ビタミンC・カリウム・葉酸など水溶性の栄養素が多く含まれています。これらは茹で水に流れ出てしまうので調理する際に工夫が必要です。
水溶性の栄養素はキャベツを生で食べると無駄なく摂取することができます。加熱する場合は、蒸したり炒めたりして加熱時間を短くしてください。スープにする場合は、汁ごと飲むことで水溶性のビタミンを丸ごと摂取することができます。
5.まとめ
キャベツには、いろんな栄養素や効果があったのでビックリ(@ ̄□ ̄@;)!!しました。
キャベツは水溶性の栄養素を多く含むの茹で水に流れやすいということなので炒め物やスープにして摂り入れようと思います。キャベツは、いろんな料理に入れられるので便利ですよね(*^▽^*)
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