こんにちは(⌒∇⌒)
今回は、お正月に掃除や洗濯をしてはいけない理由って何?その他にも縁起の良いこと、悪いことって何だろう?について、ご紹介したいと思います。
目次
1.お正月に掃除や洗濯をしてはいけない理由って何?その他にも縁起の良いこと、悪いことって何だろう?
お正月に【掃除】や【洗濯】をしてはいけないって、ご存知でしょうか?いったい、どんな理由があるのでしょう。
そのお正月に掃除や洗濯をしてはいけない理由って何?その他にも縁起の良いこと、悪いことって何だろう?について、ご紹介します。
【お正月に掃除や洗濯をしてはいけない理由って、何なの?】
新しい年の始まりであり、《その一年の吉凶を祈願するのも、占うのも》元旦です。
昔の人々は、元旦に福や運を逃すことをしないよう縁起の悪いことをタブーとしていたようなのです。でも、なぜしてはいけないのでしょうか?下記にご紹介いたします。
洗濯
《お正月は洗濯をしてはいけない》
洗濯することで福(服)を洗い流してしまわないようにという事です。
掃除
《お正月は掃除をしてはいけない》
家にあるものを外に出してしまう行為は、せっかく家に来てくれた《歳神様を掃きだしてしまう》。
《ご利益も一緒に掃きだしてしまう》。という事です。
なので、【掃除】は大晦日までに終わらせましょう。そして、玄関は念入りにしないといけませんね。
お正月に玄関なんて掃除したら、年の始まりに来てくれた神様がすぐに出ていってしまいます。それでは、困ります!!
なんで『年末大掃除』というのかなあ?と疑問も持たずに、掃除していた豆柴です(;一_一)
【お正月の掃除や洗濯って、いつから始めていいの?】
お正月の【掃除】や【洗濯】をしてはいけないといわれる期間は、《お正月三が日の間が対象期間》です。
ですので、三が日が明けたら、家事も本格的に再開してもいいのです。
そうなんですね。正月の三が日は、怠けても良いんですね。豆柴的には、嬉しい(≧▽≦)でも、それ過ぎたら、いつもの日常。三日が一番、憂鬱かも(;一_一)
【『ハレの日』『ケの日』って、何なの?】
『ハレの日』の「ハレ」は、めでたい日という意味の〘晴れの日〙や〘晴れ姿〙で使われる、「ハレ」です。
儀式や祭りなどで、めでたい非日常を表す言葉なのです。
『ケの日』の「ケ」は、あまり聞き慣れない言葉ですが普段の日常を表しています。
《三が日は「ハレ」の日にあたるので、縁起の悪いことを避け、以降の「ケ」の日に再開する》。
古来より人々は《一年の節目を厳かに迎える》為、心構えをすることや立居振舞を見直して、心改めていたのです。
節目でその年の吉凶を占ったり、その年の天候や農作物の豊作を祈願したりしていました。
全てが生きる糧に繋がっていくのですから、『ハレの日』に対する考えは、現代とは全く違っていたのでしょう。
縁起の悪くなることを避けるのは当たり前のことですが、現代のような科学的な天候予測や、医療技術などありませんでしたから、こういう節目を大事にしてたんでしょうね(^-^)
【その他にもタブーって、あるの?】
上記の他にも、縁起の悪くなると言われていることがあります。以下にご紹介いたします。
お正月にケンカはダメ!
吉凶を占う元旦にケンカはNG。
その年一年が、殺伐とした一年になってしまいます。
相手を思いやり、心穏やかに過ごしましょう。
相手の気持ちを逆なでするような言葉は、言わないようにしましょう。
お正月三が日ぐらいは、心穏やかにボーっとしていたいですもんね(^-^)
お正月は、お風呂に入ってはダメ!
洗濯はダメと同一の意味合いとも、いわれています。
《福を水に流してしまう水仕事は、基本NG》のようです。
うーん。お風呂には入りたいなあ。三日間も、お風呂に入れないなんて。。。想像しただけで身体が痒くなってくる~(>_<)
お正月に散財はダメ!
元旦に大金を使ってしまうと、その一年が散財する一年になってしまうとか。
うーん。元旦初売りが一般的になっている現代では、ほぼ皆が散財してますよね(;一_一)
お正月は火を使う料理はダメ!
神様がみえているときに、台所を騒がせて怒らせてはいけないという事です。
『灰汁(あく)』を出してはいけない。ことから来ているようです。
《灰汁=悪》のようです。
昔の人は、ダジャレも言っていたんですか?(笑)
お正月に刃物はダメ!
良いご縁まで切ってしまうからのようです。
平安時代では、《かまどの神様もお休みを》という事で
料理は、一切しない徹底ぶりだったようです。
昔は、モノにも神が宿ると信じられていたからですね。
その為、《大晦日に仕込むお節料理が誕生した》のですね。
それに、お節料理も縁起物がたくさん詰まった福料理ですよね。
主婦にっては、三が日って一番幸せなんでは(≧▽≦)
お正月にお肉はダメ!
四足歩行の動物の肉を食べてはいけないという事です。
天武天皇が、神に捧げてはならぬとしたのが始めです。
二足の鶏は大丈夫のようです。
(?_?)現代には牛や豚の肉の入った、お節があるような。。。
【逆に縁起の良いことって、あるの?】
お正月に、しては縁起が悪いという事ばかり、ご紹介してきましたが
逆に縁起の良いことって何でしょうか?下記にご紹介いたします。
祝い箸を使う
お正月は、両端の細くなった『祝い箸』を使います。
これは、どちらからも使える箸で片方を人が使い、もう一方を神様が使うからという意味のようです。
餅を食べる
お正月は、お雑煮を食べます。
お餅には、歳神様が宿り、縁起の良いものとされています。
その為、食べると神様のご利益があるといわれています。
書初めをする
抱負や、新春の祝いを書きます。
その時、その年の方角に向きます。
節目を大事にし、心改めて、良い一年をと願いを込めます。
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2.まとめ
お正月の三が日は、「縁起が悪いから、家事はしませ~ん」と胸と張って宣言できるって、嬉しい限りですよね。その為に、年末までに掃除・洗濯等は頑張っておきたいですね。それに、神様を気持ちよく迎える為にも!
全てが現代の生活に当てはまるわけではないですが、それでも主婦にとってお正月の三が日は、とっても幸せな日という事ですね。(≧▽≦)
今回も勉強になりました(^-^)