こんにちは(⌒∇⌒)
今回は、キーボードのアルファベットの配列は、なぜバラバラ?・色鉛筆は、どうして消しゴムで消えない?について、ご紹介したいと思います。
1.キーボードのアルファベットの配列は、なぜバラバラ?
何気なく入力しているキーボードですが、なぜキーボードの文字配列が今のような形になったのでしょうか?
そのキーボードのアルファベットの配列は、なぜバラバラ?について、ご紹介します。
【一般的な配列が、『QWERTY』になっている理由って、何なの?】
現在、流通している多くのキーボードの配列は【QWERTY(クワーティー)配列】と呼ばれるものです。これはアルファベットキーの一番上の左から『QWERTY』と並ぶことから呼ばれるようになったものです。他にも『Dvorak(ドヴォラック)配列』といったものもあるようですが、あまり普及していません。この【QWERTY配列】ですが、元々キーボードの原型であった英文タイプライターの配列を引き継いでいます。ところでタイプライターはどのようにして、この配列になったのでしょうか?
タイプライターの配列の原型が提案されたのは1870年頃です。提案したのは、Christopher Latham Sholesというアメリカ人です。このころは、まだABC順をベースにしたものでしたが、このあと電信学校や電信会社に売り込まれています。こういった場所で当時よく使われていたモールス信号の打ちやすさに合わせることが改良の始まりだったようです。この段階での改良でかなり今の【QWERTY配列】に近づきます。そこから、英語でよく使われる”er”や”re”といった、つづりを打ちやすくするため、これらのアルファベットが近くなるように移動していきました。
こうして、1874年(明治7年)にSholesのタイプライターの配列は、ほぼ【QWERTY配列】となって発売されます。しかし、この時点ではMキーが中断の一番右側にあります。Mの位置が今の下段に移動したのは1882年(明治15年)です。理由は、別の会社がこのタイプライターの独占販売権を獲得した際《Sholesに特許使用料を支払わないようにするため》だったようです。
またSholesが、こういった配列にした理由に関しては、《タイプライターを速く打ちすぎて機械トラブルが起こるのを防ぐため、わざと打ちにくくした》や《セールスプレゼンテーションの際、”TYPE WRITER”と打ちやすくするため》などといった説がありますが、定かではありません。
元々、こういう配列ではなかったんですね(^-^)
【カナ入力の起源もタイプライターなの?】
日本語入力に特化した入力方法に『カナ入力』がありますが、これも、あいうえお順ではありません。起源は、やはりタイプライターです。1923年頃に開発されました。このころはセソヘケなどはシフトキーを押しながら打つ仕組みでした。1952年(昭和27年)にアルファベットとカナの両方を打てるタイプライターが発売されますが、ことのきアルファベットを優先させるために小書きの文字や記号が削られるなど大きな変化がありました。その後1970年(昭和45年)に電電公社(現NTT)が発売したものが、現在の『カナキー配列』ということです。アルファベットとカナ文字のバランスをどうすればよいかというところで、様々な苦労があったようです。
【カナ入力派って、どれくらいいるの?】
日本語入力での『ローマ字入力』と『カナ入力』は、どちらが便利なのでしょうか。実際の利用割合を見てみると2015年の調査で、およそ90%以上が『ローマ字入力』という結果となっています。しかし、注目すべきは残り1割の『カナ入力』派です。この多くはITエンジニアだそうです。『ローマ字入力』では子音と母音の2文字を打たなければならないのに対して、『カナ入力』では一度のタイピングで1文字を打てるので効率がいいとの理由が多いようです。
一般に『ローマ字入力』では、初めに覚えるキーの数が少ない分、初めのハードルは低いです。それとは別に、『カナ入力』は大量の文字の位置を覚える必要があり、さらに実際には英語で入力する場面も多いので、アルファベットの位置も覚えなければなりません。こういったハードルの高さから、『ローマ字入力』で学ぶことが多いようです。しかし、効率を追求すれば『カナ入力』、という考えも理解できます。その為、世の中が完全に『ローマ字入力』とならないことにも、それなりの理由があることが分かります。
そっかあ、『カナ入力』のほうが効率は良いんですね。キーの場所を覚える量は多いけど。。。(;一_一)豆柴は、キーの場所を大量に覚える自信が無いので、今まで通り『ローマ字入力』で良いと思っちゃいました(^-^)
2.色鉛筆は、どうして消しゴムで消えない?
色鉛筆を一般的な【消しゴム】で消すのは難しいですよね。色鉛筆が【消しゴム】で消せない理由って何でしょうか?
その色鉛筆は、どうして消しゴムで消えない?について、ご紹介します。
〘色鉛筆が消しゴムで消えない理由って、何なの?〙
色鉛筆が通常の色鉛筆で消えない理由について、下記にご紹介いたします。
原材料が違う
色鉛筆が【消しゴム】で消えない理由は原料にあります。一般的な黒い鉛筆は『黒鉛』・『粘土』が原料です。文字を書くと『黒鉛』が粒になって紙の表面に付着します。表面に乗っているだけなので、【消しゴム】でこするだけでも簡単に消せるのです。
しかし、色鉛筆の原料には『顔料』や、描き心地をよくする『タルク』・『蝋』を使用しています。『顔料』は色鉛筆の色の元であり、『タルク』とは天然の鉱石を粉末状にしたものです。紙にこすりつけると『顔料』・『蝋』が紙の繊維に入り込み、色がつく仕組みになっています。
奥まで入り込んだ色鉛筆は【消しゴム】でこすっても消せません。無理やりこすると色が残ってしまい、摩擦で紙が破れる可能性もあります。他の方法を試したり専用の【消しゴム】を使ったりと、正しい方法で消しましょう。
消せる色鉛筆もある?
色鉛筆には一般的な【消しゴム】で消せるタイプの商品があります。間違ったとき手軽に修正でき、紙を傷める心配もないでしょう。仮塗りで色を試してみたり、軽く消して淡い色にしてみたりと、いろいろな使い方ができるのが魅力です。
繊細な大人の絵から子供のお絵かきまで、様々な用途に活用できるでしょう。細かく修正しながら描きたいなら、消せる色鉛筆がおすすめです。
一般の【消しゴム】で消せる色鉛筆ってあるんですね。知らなかった(^-^)
〘消しゴムで消えない色鉛筆の消し方って、どんなの?〙
一般的な【消しゴム】では消えない色鉛筆には別の対処が必要です。4つの方法を、下記にご紹介いたします。
砂消しゴムで削る
色鉛筆の『顔料』ごと紙を削って色鉛筆を消す方法です。削るためには、研磨剤となる砂が入っている【消しゴム】を活用します。くるくると『砂消しゴム』を回し、力を入れずに少しずつ削るのが使い方のポイントです。ただし、削ることで紙は薄くなり、破れやすくなるので注意しましょう。薄い紙には、あまり向いていないので、他の方法も試してみてください。
修正液や修正テープ
ボールペンなどの書き損じに使用する修正液や修正テープを活用します。修正液は、広範囲に使用できますが、乾くまでに時間がかかります。修正テープは、一度に使える範囲が狭い代わりに、乾燥が速く手が汚れる心配がないといったメリットがあります。どちらも修正した部分が白く浮いたようになるので、使うときは注意しましょう。
違う紙を貼る
色鉛筆で描いた部分の上に、カットした紙を貼る方法です。特別なアイテムを用意しなくても紙とのりがあればよいので、手軽に試せるでしょう。ただし、細かい部分だけ消すのは難しく、さらに紙の貼った部分は目立つので不格好になりやすいです。
壁紙の落書きは、どうする?
子供が色鉛筆で壁紙に落書きしたときには、クレンジングオイルを使用します。布などに含ませて、壁紙を傷めないように少しずつ含ませましょう。広げてしまわないように軽く押さえながら拭くのがポイントです。色鉛筆が落ちたのを確認したら、固く絞った布で水拭きしましょう。
壁紙の落書きを落とす方法は、覚えておこう。でも、他の方法は消せることは消せるけれど、なんかシックリこないなあ(^-^)
〘きれいに消そうと思えば、色鉛筆専用の消しゴムがおすすめ!〙
色鉛筆を消したいときには、専用の【消しゴム】を活用しましょう。おすすめの商品を3つ、下記にご紹介いたします。
シード「カラージュ色鉛筆用消しゴム」
スティックタイプの色鉛筆用の【消しゴム】です。細かい部分をピンポイントで消せるため、繊細な塗り絵にも活躍します。ペンケースに入れても邪魔にならないので、持ち運びにも便利です。
StreamLine「色鉛筆用消しゴム」
ブルー・グリーン・グレー・レッドの4色が用意されています。カラフルでコンパクトな【消しゴム】なので、小さなお子さん用にもおすすめです。間違った部分を消したり色を淡くしたりと、様々な使い方ができます。
シード「カラージュねり消しゴム」
ちぎって形を変えられる色鉛筆用の【ねり消しゴム】です。こするのではなく、押しつけて色を吸着させる使用方法が特徴です。色を淡くしたりハイライトを入れたりできるため、いろいろな表現ができます。
やっぱり、色鉛筆専用の【消しゴム】のほうが、違和感なしにきれいになりますよね(≧▽≦)
3.まとめ
現在の【QWERTY配列】になるまでには、長い期間がかかっているんですね。豆柴は『ローマ字入力』で覚えているせいか、『カナ入力』より『ローマ字入力』のほうが便利だと思っているんですが。。。でも、アルファベットの位置を覚えてしまっているので、カナの位置を覚えたら、キーボードでのタイプが早くなるかもしれませんね(≧▽≦)
きれいに消したいのであれば色鉛筆用の【消しゴム】を使用したほうがいいですね。それに、一般の【消しゴム】で消せる色鉛筆もあるようなので探してみるのもいいですね(^-^)
今回も勉強になりました(^-^)