こんにちは(⌒∇⌒)
今回は、『親展』の正しい記載位置と送り方。中身を見ていいの?見てはいけないの?・高齢者をシルバーと呼ぶのはなぜ?について、ご紹介したいと思います。
目次
1.『親展』の正しい記載位置と送り方について
封書などに記載されていることがある【親展】という言葉。見ていいの?見てはいけないの?どっちなのでしょうか。
その『親展』の正しい記載位置と送り方。中身を見ていいの?見てはいけないの?について、ご紹介します。
【親展とは、いったい何のことなの?】
【親展】とは、《宛名になっている本人に自分で封を切って読んでほしい》という意味の言葉です。
「親」は『自ら』、「展」は『展開』で開くという意味です。
要するに、弟宛に届いた封書に【親展】と書いてあったら弟本人が開封しなければいけない、また、お母さん宛に届いた封書に【親展】と書いてあったらお母さん本人が開封しなければいけないという意味になります。
【親展の封筒を送る際の注意点って何?】
自分が【親展】と書いた封筒を誰かに送る際には、どのような点に気をつければよいのでしょうか?
「親展」と書く場所は宛名の下
【親展】と封書に書く際には、《宛名の面に記すのが一般的》です。
縦書き封筒の場合は、宛名面の左下に縦書き、また、横書封筒の場合は、右下に横書きするようにしましょう。
そして、【親展】と記す際はできるだけ相手の目に入るように目立たせた方が良いです。
よって、多くの【親展】の封書は赤字で記載し、文字を四角い枠で囲うなどの工夫がとられることがあります。
最近は、専用のスタンプなどもあるので、そちらを活用するもの良いかもしれません。
とはいえ、この書き方は定義があるわけではありません。
多少違う位置だったからとはいえ、【親展】の封筒としてみなされないという事はありません。
「親展」書類の送り方
【親展】と記した封書は、単なる受け取り手へのお願いなので、《送る際の封筒の選び方や追加料金などはありません》。
送る時に窓口などで特別な手続きをする必要もないので、そのままポストに投函しましょう。
豆柴は、【親展】という封書を送ったことがないので知らなかったのですが、追加料金がいらないんですね(^-^)
【信書との違いって、何なの?】
【親展】に似たものとして『信書』というものもあります。
こちらは【親展】とは、違った意味があります。
「信書」とは
『信書』は郵便法での規定によると《特定の受取人に対し、差出人の意思を表示し、又は事実を通知する文書》となっています。
その対象は幅広く、請求書・印鑑証明書・住民票の写しなどの証明書・請求書・文書に受取人が記載されたダイレクトメールなど多岐にわたります。
「信書」の書類は、間違っても開けないように!!
『信書』は法律上、宛名の本人しか開封してはいけないことになっています。
その為、本人以外が開けてしまうと『信書開封罪』に当たります。
意図しない開封でも、相手に訴えられることはあり得るということになります。
そもそも、【親展】と記された封書もそのほとんどが『信書』に当たりますので、他人宛の封書は開けないにこしたことはありません。
封筒を開けたくらいでと、思いますが、他の人に見られたら嫌なものもありますもんね(;一_一)
「信書」の送り方
『信書』の送り方は、運送配送業者によって異なります。
日本郵政などのように、一部サービスなら送ることができる事業者と、全面的に受け付けていない事業者もあります。
『信書』を送りたい場合は、事前に運送配送業者に送ることができるサービスがあるかの確認をとっておいた方が安全です。
2.高齢者をシルバーと呼ぶのはなぜ?
高齢者を【シルバー】と違和感なしに呼んでいますが、なぜ【シルバー】と呼ばれるようになったのでしょうか?
その高齢者をシルバーと呼ぶのはなぜ?について、ご紹介します。
〘高齢者のことをシルバーと呼ぶのは、なぜなの?〙
高齢者を呼ぶ時に【シルバー】という言葉を使う時がありますよね。
シルバーシート・シルバー人材センター・シルバー料金・シルバーホームなど、高齢者を意味する言葉は多いですが、そもそも《なぜ高齢者をシルバーと呼ぶか》ご存じでしょうか?
高齢者といえば、白髪が生えているイメージから【シルバー】という言葉が使われていると思われがちですが、実は《全く関係ありません》。
そもそも、白髪は高齢者だけに生えるものではありませんし、人によっては髪の毛が生えていない人だっていますよね。
それでは【シルバー】という英語に『高齢者』という意味があるのかというと、《英語の「silver」にも老人という意味は含まれていません》。
実は【シルバー】という言葉は和製英語であり、日本でたまたま使われるようになったものが、偶然にも浸透して普及していっただけなのです。
高齢者=白髪=シルバー だと思ってました。違うんですね(>_<)
〘シルバーが高齢者という意味になった由来って、何なの?〙
【シルバー】という言葉が使われるようになったのは、《まだJRが国鉄だった時代》に遡ります。
国鉄では1973年9月15日の敬老の日に高齢者や身体が不自由な人のための優先席を設けました。
そして、優先席を設けるということで、《普通席と区別しやすいように、優先席の色を違う色にしようと考えられた》のです。
しかし、優先席の色を検討するための時間がなかったことから、偶然に国鉄の工場に在庫として余っていた新幹線の座席カバーを使うことになりました。
この《座席カバーの色が【シルバー】だったことが由来》となり、その後、高齢者などが座る優先席のことを『シルバーシート』と呼ぶようになったのです。
国鉄としては、『シルバー=高齢者』を定着させるつもりはなかったのに、結果、一般に浸透していったということですね(≧▽≦)
〘シルバーやシニアと呼ぶのは、何歳からなの?〙
日本には、高齢者を意味する言葉が『老人』『お年寄り』『シルバー』『シニア』のようにたくさんあります。
それぞれの言葉がどれぐらいの年齢を意味するのでしょうか?
それぞれの言葉には《何歳から『シルバー』などの明確な定義はない》ことが分かりました。
しかし、『老人』『お年寄り』『シルバー』『シニア』などの呼び名から連想する年齢にはそれぞれ違いがあるようです。
この中では『シニア』が一番若く、《65歳以上になると『シニア』という言葉を使うという人が多い》そうです。
逆に、最も年齢が高いイメージがあるのは『老人』であり、老人は75歳以上を連想する人が多いようです。
人それぞれの感覚で、呼び分けている感じですね(^-^)
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3.まとめ
基本、『親展』も『信書』も開封しないほうが良いということですね。とはいえ、『信書』に関しては罪になるという事なので、たかが封筒されど封筒ですね。怖い怖い(;一_一)気をつけよう(>_<)
【シルバー】という呼び方が一般に浸透するなんて、国鉄さんも想像しなかったでしょうね。でも、現在では違和感なく使われていますもんね。国鉄さんもビックリ(@ ̄□ ̄@;)!!ですね。それに、日本での高齢者の呼び方には、『老人』『お年寄り』『シルバー』『シニア』とありますが、それぞれの人の感覚で呼び分けられているようですね。確かに、豆柴も感覚で呼び方を変えてました(≧▽≦)
今回も勉強になりました(^-^)