こんにちは(⌒∇⌒)

今回は、加湿器にミネラルウォーターや浄水器の水を入れてはダメ！！について、ご紹介したいと思います。

1.加湿器にミネラルウォーターや浄水器の水を入れてはダメ！！

冬場は乾燥が酷く、肌荒れの原因になってしまうため、特に女性の方は利用している方が多いのではないでしょうか？でも、その加湿器に入れてはいけない水があるようなのです。

その加湿器にミネラルウォーターや浄水器の水を入れてはダメ！！について、ご紹介します。

【加湿器に入れる水は水道水がいいの？】

加湿器の中に入れる水は【水道水】が１番適しています。

そもそも『ミネラルウォーター』を加湿器に使用するのは、かなりの贅沢になるので実際に使用している方は少ないと思います。

『ミネラルウォーター』を使用している方は少ないと思いますが、『浄水器』を導入している方の中には『浄水器の水』をそのまま使用している方も多いのではないでしょうか？

しかし、『ミネラルウォーター』や『浄水器の水』と比べても【水道水】を使用するべきです。

なぜかというと、【水道水】には塩素が含まれているからです。

塩素は【水道水】の雑菌の繁殖を防ぐために使用されている除菌剤であり、加湿器に使用すれば加湿器内の雑菌の繁殖を抑えられます。

加湿器に【水道水】を使用した場合、加湿効果だけでなく除菌や消毒を同時に行えることになります。

【水道水】を使用すると、除菌や消毒も行えるなら、一石二鳥ですね(≧▽≦)

【加湿器に使用してはいけない水って、何なの？】

加湿器に入れる水は【水道水】が最も適しています。しかし、入れてはいけない水も存在しますので、下記に記載します。

浄水器の水やミネラルウォーター
アロマオイルを混ぜた水

１度は入れてしまったものがあるのではないでしょうか？

浄水器の水やミネラルウォーターは雑菌の原因

『浄水器の水』や『ミネラルウォーター』の水を使用すると、加湿器内にカビや雑菌が繁殖してしまう可能性があります。

『浄水器の水』や『ミネラルウォーター』は、【水道水】と異なり塩素が含まれていません。

その為、加湿器内の雑菌の繁殖や汚れの原因に繋がってしまう可能性が【水道水】より高いのです。

『浄水器の水』や『ミネラルウォーター』は、雑菌効果よりも美味しさを優先していて、普通に飲む分には問題ないのですが加湿器には適していないといえます。

アロマオイルと混ぜた水は雑菌の繁殖や故障の危険がある

アロマオイルを混ぜた水を加湿器に使用してしまうと、雑菌の繁殖や酷いと故障までしてしまう危険があります。

アロマオイルを絶対に加湿器に使用してはいけないわけではなく、専用のアロマオイルを使用する分には全く問題はありません。

ここで使用してはいけないと言っているアロマオイルは、通常のアロマオイルです。

専用のアロマオイルは水溶性ですが、通常のアロマオイルは名前の通り油のため、決して水に溶けません。

油が水に溶けずに膜をつくってしまい、カビや雑菌の繁殖や故障の原因になってしまうでしょう。

加湿器の説明書に水以外の物を入れないようにと記載されているため、通常のアロマオイルはもちろん香水なども入れてはいけません。

【加湿器に水道水以外を使用するとデメリットが多くなるの？】

雑菌やカビが繁殖する以外にも、【水道水】以外の水を使用するとデメリットが多くなります。それを、下記にご紹介します。

カビや雑菌が繁殖してしまう。
加湿器のフィルターが劣化する。
加湿器周りのものにミネラルの結晶が付着する

それぞれ、下記に説明していきます。

カビや雑菌が繁殖してしまう

【水道水】以外の水を使用すると雑菌やカビの繁殖に繋がります。

【水道水】は、市販の水などとは異なり、衛生面を保つために塩素などの殺菌作用のある物質が多く含まれています。

人間の体には影響はありませんが、加湿器内の菌を殺してくれる役割を果たしてくれます。

タンク内は常に殺菌状態になるため、加湿器を衛生的に使用できるでしょう。

【水道水】は、塩素が入っていることもあり、飲み水としては、あまり美味しくないですよね。でも、殺菌作用としては、その塩素が効果を発揮してくれるんですね(^－^)

加湿器のフィルターが劣化する

【水道水】以外を使用するとフィルターが汚れやすくなり、劣化スピードが速くなってしまいます。

超音波式の加湿器はフィルターを通して水蒸気を部屋に送るため、フィルターが汚れていると部屋中が埃っぽくなってしまいます。

空気が、どんどん汚れてしまうと喉や鼻にも悪影響なため、フィルターを劣化させないためにも【水道水】を使用するようにしましょう。

加湿器周りのものにミネラルの結晶が付着する

【水道水】ではなく『ミネラルウォーター』などの水を使用すると、加湿器周りに白い結晶が付いて汚れてしまう可能性があります。

白い結晶とはミネラル分であり、『ミネラルウォーター』のようなミネラルを多く含んだ水を使用すると水蒸気となったミネラル分が結晶化して周りの家具や服などに付着してしまいます。

結晶は取るのが手間なうえ、服を劣化させてしまう可能性もあるため注意する必要があります。

硬水は、特にミネラル分が多く含まれているため、結晶化しやすいです。

【水道水・浄水器の水・ミネラルウォーターの違いって、何なの？】

【水道水】と、どの程度成分に差があるのかを、下記にご紹介します。

水道水はミネラル分の他に塩素などの殺菌剤が含まれる

【水道水】には、カルシウム・カリウム・ナトリウム・マグネシウム・ケイ素などのミネラル分を含む成分を含んでいます。

それ以外に、浄水処理の過程で加えられる塩素などの殺菌剤が含まれているのが特徴です。

塩素以外にも、トリハロメタン・鉄分など、住んでいる場所によって様々な成分が含まれています。

浄水器の水はミネラル分が除去された純粋に近い水

『浄水器の水』は、使用したフィルターにもよりますが、ミネラル分などの成分の多くが除去されていて純粋に近い水になっています。

余分な成分が含まれていないため、抵抗力が弱い赤ちゃんのミルク作りなどには向いています。

しかし、衛生面を保つための成分が含まれていない分、長期保存はあまりできません。

ミネラルウォーターはミネラル分が多く含まれる

『ミネラルウォーター』は、名前の通り、カルシウム・カリウム・ナトリウム・マグネシウムなどのミネラル分を多く含んだ水です。

基本的には【水道水】よりもミネラル分を多く含んでいますが、種類によってはミネラル分が少ないものもあります。

【水道水は何日以上置いておくと雑菌が繁殖するの？】

皆さんは、【水道水】にも賞味期限があることをご存知でしたでしょうか？

塩素などが含まれるため、いつまでも保存できると勘違いしている方も多いですが、実は【水道水】を放置していると雑菌が繁殖してしまいます。

【水道水】の保存期間は、保存環境によりますが、常温で２～３日、冷蔵で１０日程です。

その為、【水道水】は塩素が入っているから長期時間放置しても大丈夫ではなく、加湿器に入れたまま何日も放置していると雑菌だらけになってしまいます。

【加湿器を衛生的に保つ方法ってあるの？】

【水道水】は、『浄水器の水』や『ミネラルウォーター』と比べると、雑菌が繁殖しにくいのはたしかですが、上記でも説明したように放置していると雑菌が繁殖してしまいます。

【水道水】を使用する以外に加湿器を衛生的に保つ方法を２つ、下記にご紹介します。

水は毎日交換する。
定期的にメンテナンスをする。

この２つを守って【水道水】を使用していれば、いつまでも衛生的に加湿器を使用出来るでしょう。

水は毎日交換する

【水道水】は、塩素が含まれていて、雑菌やカビは繁殖しにくいですが、時間の経過とともにどうしても繁殖してしまいます。

その為、加湿器の水は毎日交換するのがいいでしょう。

前日の水が多く残っていたとしても、それは全て廃棄して、新しい清潔な水を入れるようにしましょう。

定期的にメンテナンスをする

加湿器を常に衛生的に保つには、定期的なメンテナンスが不可欠です。

毎日水を交換していたとしても、【水道水】にもミネラル分が含まれているため、どうしても白い汚れや赤い汚れが付いてしまうものです。

その汚れを放置していると、どんどん広がってしまうため、１週間に１回はフィルターや水の受け皿を取外し、汚れやヌメリを洗い流すようにしましょう。

加湿器には【水道水】を使用していたんですが、必ず白い汚れ・赤い汚れが付いて困っていたんですよね。定期的にメンテしないといけないですね。でも、これがまた面倒なんですよね　　(；一_一)

【加湿器にカビが発生してしまったときは、どうしたらいいの？】

定期的なメンテナンスを心がけていたつもりだったのにカビが発生してしまった。という方に、加湿器内にカビや雑菌が繁殖してしまった場合の対処法を、下記にご紹介します

カビを取るにはクエン酸が有効

カビや雑菌を取り除くにはクエン酸が有効です。

使用するのはクエン酸と小さなブラシで、ぬるま湯にクエン酸を溶かしてタンク内に入れて半日ほど放置しましょう。

そうすれば、大体の汚れは落とせるため、仕上げにブラシで残りの汚れを取り除きましょう。

掃除後は、クエン酸がタンク内に残らないようにしっかりと洗い流すのも重要です。

カビの臭いを取るには重曹が有効

カビや雑菌は取り除けたのに独特の臭いが残ってしまう場合が意外と多いです。

そのような場合に有効なのは、重曹です。

手順としては、重曹をぬるま湯に溶かしてカビの臭いがするタンクやフィルターを浸し、１時間ほど放置しましょう。

最後に水でよく洗い流したら終了です。

ほとんどの場合、この方法で臭いを取り除けます。

それでも臭いが取れない場合は、香り付きの加湿器用ウォーターなどを使って臭いを消すのも１つの手です。

2.まとめ

加湿器に入れる水なんて何でもいいと思っていました。でも、【水道水】が一番適しているのが分かりました。カビや雑菌が繁殖してしまうと健康にも影響が出てしまうかもしれないので、気をつけないといけませんね。これからは、必ず【水道水】を使用し、定期的なメンテナンスをしないといけませんね(^－^)自分たちの健康のために！！

今回も勉強になりました(^－^)