こんにちは(⌒∇⌒)
今回は、金属製の水筒に〇〇の飲み物はNG!について、ご紹介したいと思います。
目次
1.金属製の水筒に〇〇の飲み物はNG!
金属製の水筒に【〇〇】の飲み物を入れて飲むと、食中毒になるリスクがあるようなのです。
その金属製の水筒に〇〇の飲み物はNG!について、ご紹介します。
【金属製の水筒に〇〇の飲み物を入れると危険なの?】
どんな飲み物が危険かというと【スポーツドリンク】です。
【スポーツドリンク】は、運動などによって失われた水分やミネラルをすばやく補給できるので便利です。夏場のスポーツや屋外の活動には欠かせない飲料で、水筒に入れて持ち歩く人も多いことだと思います。
水筒にはプラスチック製・ステンレス製・ガラス製などさまざまな素材のものがあります。特にステンレス製は軽く持ち運びが便利で、保冷性が高いため大変人気があります。
しかし、ステンレス製・アルミ製など金属製の水筒を使うときは注意が必要です。一般に、金属製の水筒には【スポーツドリンク】を入れないほうがいいといわれています。【スポーツドリンク】を入れる時は、それに対応している水筒を使うのがおすすめです。
【金属製の容器にスポーツドリンクを入れる時は要注意!!】
ステンレス製の水筒は大変人気があり、スポーツの時だけではなく、学校や職場などで毎日のように使っている人も多いと思います。水筒の中身は、水・麦茶・コーヒーなどが一般的ですが、中には【スポーツドリンク】を入れている人もいるかもしれません。
金属製の水筒に【スポーツドリンク】を入れると、表面が溶けて食中毒を起こすという情報が2018年頃から増えています。
実際に2008年には、銅製の水筒に【スポーツドリンク】の粉末を溶かしたものを入れ、数時間おいた後に飲んだら吐き気などの食中毒の症状を訴えたという事例があります。
しかし、このような食中毒の事例はまれで、2008年以降、類似の食中毒の事例は起きていないといわれています。
上記は、飲料の中から高濃度の銅が検出されたのですが、もともと水筒の内部が破損していて、通常は水分に触れない部分から銅が溶け出し、食中毒の症状が見られたとされています。
現在の水筒は、フッ素コーディングやメーカーによって特殊な加工が施されていて、破損にも強く、内部の金属が溶け出して食中毒を起こすようなことは、ほとんどないとされています。
メーカーによると、アルミ製の水筒や鉄製の水筒であれば、万が一、内部が傷ついて成分が溶け出したとしても少量であり、銅による食中毒を起こすことは考えにくいとされています。
水筒を製造している多くのメーカーでは、【スポーツドリンク】を入れることには大きな問題はないとしています。現在のステンレス製の水筒の内側は腐食がしにくい構造になっていて常識的な使い方をしていれば金属が溶け出すことはないようです。
ですから、水筒に【スポーツドリンク】を入れたら、その日のうちに飲みきる・飲みきれない場合は処分する・使用後はよく洗う・汚れが目立ったら専用の洗剤でよく洗うなどの使い方をするのがいいでしょう。
とはいえ、酸性の液体を長時間水筒に入れると酸の影響で内部が錆びることもあります。また、大きな傷があると内部の金属が溶け出すリスクもあります。体に影響はなくても、【スポーツドリンク】の味が変わることもあるでしょう。
水筒は使用後にブラシなどでゴシゴシと洗っていると、長い間にフッ素加工が剥げてきて、内部がむき出しになり傷がつきやすくなります。そこに【スポーツドリンク】などの酸性の飲み物を入れると、酸の働きによって内部が溶けやすくなります。
酸性のドリングは【スポーツドリンク】以外にも、オレンジジュース・炭酸飲料などさまざまなものがあります。中には【スポーツドリンク】を水筒に入れることを推奨していないメーカーもあるので、【スポーツドリンク】を入れる時は注意が必要です。
豆柴は、基本的に水筒にはお茶しか入れないので、取り敢えずは安心ですね(^-^)
やかんに入れたスポーツドリンクで食中毒!!
2020年大分県臼杵市の高齢者施設で、やかんに入れた【スポーツドリンク】を飲んだ高齢者のうち13人が、吐き気や下痢などの症状を見せたということがありました。この施設では、やかんに水道水を入れ沸騰させた後、【スポーツドリンク】の粉末を溶かしていたそうです。
この事例では、やかんの中からは高濃度の銅が検出されました。やかんはステンレス製で、【スポーツドリンク】の酸がやかんを溶かしたという見方もありましたが、実際には、やかんは9年間使用されたもので、中も黒ずんでいました。
水道水を沸騰させているうちに、水にわずかに含まれている銅が付着し、長い間に蓄積した結果、【スポーツドリンク】と反応して銅が溶け出したと見られています。
【スポーツドリンク】が直接、銅食中毒の原因になったわけではありませんが、長年、同じ器具を使っていると、何かのきっかけで中毒を起こす危険性があるということです。
【スポーツドリングを入れるには、どんな水筒がいいの?】
最近の金属製の水筒はフッ素コーティングや特殊な加工が施されていて、メーカーが【スポーツドリンク】を入れても問題がないとしているものも多くあります。
しかし、長年水筒を使っていると傷がついて、不安に感じる人もいるのではないでしょうか。そんな時は、【スポーツドリンク】対応のステンレスボトルを使うか、金属製のボトルをやめてプラスチック製の水筒を使うのがいいでしょう。
スポーツドリンク対応のステンレスボトル
【スポーツドリンク】対応のステンレス製の水筒とは、フッ素コーティングが2重になったり、特殊な加工が施されていたりする水筒のことで、【スポーツドリンク】を入れても安心して使えます。
主なメーカーから、さまざまな【スポーツドリンク】対応の水筒が販売されているので、確認してから購入するのがおすすめです。
【水筒についた、スポーツドリンクの臭いを取る方法】
水筒に【スポーツドリンク】を入れて使っていると、よく洗っても臭いが気になることがあります。水筒に臭いが残っていると、別のドリンクを入れて使うのを考えてしまいます。
水筒の臭いを取る方法はいくつかありますので、下記にご紹介します。
重曹やお酢を使って水筒を洗浄
水筒の中の臭いが気になる時は、重曹やお酢を使うのがおすすめです。どちらか一方、または両方使ってもいいと思います。重曹はアルカリ性なので、酸性の【スポーツドリンク】と中和して臭いを取る働きがあります。
水筒に水かぬるま湯を口までいっぱいに入れ、重曹を大さじ1杯入れます。そのまま蓋をして一晩おき、翌朝洗うと臭いが取れています。重曹やお酢のかわりに、卵の殻を砕いて入れ、蓋をしてよくふっても、臭いが取れます。
卵の殻でも臭いが取れるんですね(^-^)
パッキンや蓋の臭いを取るには
容器をぬるま湯に入れ、重曹とお酢をそれぞれ大さじ2杯ずつ入れて、よく溶かします。パッキン・蓋・中栓などを浸け、2時間程度そのままにしておきます。その後、水で良く洗いましょう。
シリコン製のパッキン・蓋に一度臭いが付くと、なかなか取ることができません。あまりにも、臭いが強い時は買い替えたほうがいいでしょう。
重曹やお酢でも臭いが取れないとき
重曹やお酢を使っても、臭いがなかなか取れないときは、酸素系漂白剤を使うのがおすすめです。水筒本体・蓋・パッキンなどを酸素系漂白剤に1時間くらい浸けてから、よく水洗いします。
酸素系漂白剤は長く浸けすぎると、本体・パッキンが錆びたり劣化したりするので、浸ける時間は長くても1時間くらいにしましょう。
水筒のお手入れ方法
【スポーツドリンク】を金属製の水筒に入れる時、現在では銅による食中毒の心配はあまりありません。仮に銅が溶け出したとしても少量であれば、大きな問題は引き起こしません。
銅よりも心配なのは、水筒の内部に起きる錆です。金属製の水筒は錆が付着しない構造になっていますが、劣化すると表面に鉄が溶け出し、酸性のドリンクを入れると酸化して錆が発生します。
水筒の中に出来た錆を飲んでしまうのは、健康上あまりいいとはいえないので、錆が発生しないようよくお手入れをしましょう。また、内部をよく確認し、大きな傷や破損あるようでしたら、買い替えを考えるのがおすすめです。
水筒内の錆を防ぐためには、使用後に台所用洗剤を使って良く洗いましょう。この時、ボトル用のスポンジブラシを使うといいと思います。内側を水ですすいだら、よく乾燥させましょう。
もし、内側に赤サビや水垢が発生したら、10%程度に薄めたクエン酸か食酢を入れ、2~3時間放置してからよく洗います。茶渋やコーヒーなど、汚れが目立ってきたら、ステンレスボトル用の洗浄剤を使うといいです。
【スポーツドリンク対応の水筒でも買い替えが必要!!】
【スポーツドリンク】をいれた水筒の使用後は、速やかに中身を捨てて、よく洗いましょう。台所用洗剤で洗って、中を乾燥させると臭いや錆が付きにくいです。
長い間、使っているとパッキンが劣化したり、水筒の内部に傷や錆が付いたりすることがあります。安心して使うためには、【スポーツドリンク】対応の水筒でも、定期的に買い替えるようにしましょう。
2.まとめ
暑い時は、基本、建物の中にいる豆柴です。ですので、水筒自体あまり使用しないのです。でも、スポーツ関係や現場仕事の方は【スポーツドリンク】が必須ですもんね。長年、使い込んだ水筒は危険なので、買い替えたほうがいいかもしれないですね。健康のためにも(^-^)
今回も勉強になりました(^-^)