『ウスターソース』『中濃ソース』『濃厚ソース』の違いって何?・1円玉に描かれた「木」、実は。。。!! | 豆柴

『ウスターソース』『中濃ソース』『濃厚ソース』の違いって何?・1円玉に描かれた「木」、実は。。。!!

こんにちは(⌒∇⌒)

今回は、『ウスターソース』『中濃ソース』『濃厚ソース』の違いって何?・1円玉に描かれた「木」、実は。。。!!について、ご紹介したいと思います。

1.『ウスターソース』『中濃ソース』『濃厚ソース』の違いって何?

普段、何気なく使っているソース。このソース、【ウスターソース】【中濃ソース】【濃厚ソース】とありますが、この違いご存じでしょうか?

その『ウスターソース』『中濃ソース』『濃厚ソース』の違いって何?について、ご紹介します。

【定義は「茶色又は茶黒色」をした「液体調味料」】

【ウスターソース】【中濃ソース】【濃厚ソース】、その違いは《農林物資の規格化等に関する法律》という法律に基づいた規格によって定められています。

まず、この3種類のソースは、すべて『ウスターソース類』に分類されます。

その定義は、『ウスターソース類』は、「茶色又は茶黒色」をした「液体調味料」をいいます。

そして、

  1. 野菜もしくは果実の搾汁、煮出汁、ピューレなどに、砂糖類、食酢、食塩、香辛料を加えて調整したもの。
  2. 1に、でん粉や調味料等を加えて調整したもの。

と、決められているのです。

【粘り気も定められているの?】

『ウスターソース類』が規格で分類されているのは、その「粘り気」です。

  • ウスターソース・・・粘度が0.2Pa・s未満のもの。
  • 中濃ソース・・・・・粘度が0.2Pa・s以上2.0Pa・s未満のもの。
  • 濃厚ソース・・・・・粘度が2.0Pa・s以上のもの。

要するに、ウスターは《さらっとしている》、中濃は《とろみがある》、濃厚は《どろっとしている》ということのようですね。数値が、決められている粘度によって、種類が違ってくるわけです。

【味の違いは規格によって違うの?】

ソースの違いは粘度だけではありません。「農林水産省」の規格では、『ウスターソース類』「特級」「標準」の区分があります。原材料は同じですが、食酢を使用するのは「標準」、醸造酢に限られるのが「特級」です。また、食品添加物では、酸味料と乳化剤を使用していれば「標準」、使用していなければ「特級」となります。

また、各ソースの規格内容を「特級」で比較してみると、野菜及び果実の含有率、食塩分に大きな違いがあることがわかります。

  • ウスターソース・・・野菜及び果実の含有率は10%以上、食塩分は11%以下であること。
  • 中濃ソース・・・・・野菜及び果実の含有率は15%以上、食塩分は10%以下であること。
  • 濃厚ソース・・・・・野菜及び果実の含有率は20%以上、食塩分は9%以下であること。

要するに、【ウスターソース】はさらっとして塩気があり、ソースの濃度が濃くなるにつれて野菜や果実を多く含むため甘さを感じるようです。

【ちょっとした豆知識】

ウスターソースの誕生のきっかけ

【ウスターソース】は19世紀初頭、イギリスの「ウスター」という町で生まれたといわれています。

主婦が家庭で余った食材に調味料を加えて保存していたら、ソースができていたというのが始まりのようです。その後、その土地の貴族が、当時イギリスの植民地だったインドからソースの作り方を持ち帰り、商品化しました。これが世界初のソースメーカー、「リー&ペリン社」になります。

日本初のソースは、1885年(明治18年)誕生しました。

代々医者の家系で生まれ育った安井敬七郎さんという人が、ドイツの工学博士と食事をしていた時のこと。「どうして日本には美味しいソースがないのでしょう」という博士の言葉が、ソース作りのきっかけになったそうです。当時、ソースは一般には知られておらす、販売は薬屋さんに託していたと考えられます。

その後、安井敬七郎さんはイギリスの「リー&ペリン社」でソース作りの指導を受け、国産ソース作りを本格化させたのです。

ソースを定義づけている規格って?

【ウスターソース】【中濃ソース】【濃厚ソース】を分類している、「法律に基づいた規格」というのは何なのでしょうか?

「JASマーク」といえば、皆さんも一度は目にされているはずですよね。食品の品質保証の規格であり、「JAS」「日本農林規格」を英語表記した「JAPANESE AGRICULTURAL STANDARD」の頭文字です。

戦後混乱期、物資が不足していた時代には、おかしな模造食品が横行していて、それを食べたことによる健康被害も続出していました。こうした問題を解消するため、食品の品質について規格を定め、その規格を満たしたものにマークをつけることにしたのです。おかげで、私たちは安心して好きなソースを買うことができるようになったのです。

豆柴、最近は濃厚ソースをを使っています。ソースって、けっこう使う範囲多いですよね(^-^)

2.1円玉に描かれた「木」、実は。。。!!

1円玉に描かれた【木】。この世に存在すると思いますか?存在しないと思いますか?

その1円玉に描かれた「木」、実は。。。!!について、ご紹介します。

〘1円玉に描かれている『木』の存在って?〙

結論から言うと、実は《この世に存在しない架空の【木】なのです。

1円玉以外の硬貨には日本の風土・文化に根ざした絵柄・国の産業を連想させる図柄が採用されています。

  • 500円玉・・・桐
  • 100円玉・・・桜
  • 50円玉・・・・菊
  • 10円玉・・・・宇治平等院鳳凰堂と唐草
  • 5円玉・・・・・稲穂に歯車と水

しかし、1円玉の表に描かれている【木】は、この世に存在しない架空の【木】なんだそうです。

造幣局では、この【木】のことを通称『若木』と呼んでいるそうです。

1円玉の表面の【木】については、気にもしていませんでしたが、存在しない【木】なんですね(^-^)

〘現在の1円玉の誕生の歴史って、どんなの?〙

1955年(昭和30年)4月1日、現在の1円玉が発行され、戦後初のデザイン公募として話題を呼びました。その結果は表は『若木』、裏は「1」という数字にドーナツ型の線がかかるデザインが採用されました。表と裏のデザインは同一人物の作品ではなく、別々の応募作品でした。

現在流通している硬貨のうち、デザインが公募で選ばれたのは1円玉だけです。その他の硬貨は、造幣局内のデザイナーが財務省の意見を取り入れながら複数の図柄をデザインしています。そのなかから閣議によって1作品に絞られ、最終的には政令によって決定されます。

〘1円玉って、作れば作るほどに赤字になるの?〙

1円玉を1枚作るのに1円以上かかるので、作れば作るほど赤字になるという硬貨なのです。2003年(平成15年)当時は1枚作ると13円の赤字になったそうです。そして、2015年(平成27年)には、1円硬貨の製造に約3円かかるとされています。

世界各国では、少額の硬貨は姿を消しつつあるそうです。日本の1円もかつての銭などのように姿を消す日がそう遠くないかもしれませんね。さらに、時代はキャッシュレスです。近い将来、1円硬貨だけでなく、他の硬貨も、さらには紙幣さえも姿を消すかもしれませんね。

1円玉を作ると赤字になるんですね。なので、無くなったとしても支障はないかも。買い物してレジで1円単位の硬貨を出すの面倒ですもんね。豆柴だけかな(;一_一)

3.まとめ

ソースって、簡単には「茶色又は茶黒色」をした「液体調味料」なんですね。でも、それだけだと醤油等もあるよね。となるから、液体の粘度など細かく分類されているんですね、きっと。それにしても、ソースって使う範囲多いですよね。豆柴の食事にも、よく登場します。(≧▽≦)

1円玉の【木】は、架空のものだったんですね。そして造幣局では、あの【木】のことを通称『若木』という名前で呼んでいたとは。。。(^-^) 名無しより、名前があってよかったね(≧▽≦)

今回も勉強になりました(^-^)

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