こんにちは(⌒∇⌒)
今回は、定規やメジャーがない時には、身近なもので測ろう!・方位磁石のN極は北を指してる?指してない?について、ご紹介したいと思います。
目次
1.定規やメジャーがない時には、身近なもので測ろう!
外出しているときに何かを測る必要があるけれど定規もメジャーも持っていないときありますよね。そんな時は、どうすれば良いんでしょうか?
その定規やメジャーがない時には、身近なもので測ろう!について、ご紹介します。
【おおよその長さを千円札で測る方法とは?】
外出するときには、ほぼ財布は持ち歩きますよね。
その財布の中によく入っているお札として『千円札』があります。
これを使えば、長さを測ることができます。
『千円札』の長さは、横幅が「15センチ」です。
測るものの横に『千円札』を置けば「15センチ」となり、それを2つ並べると倍の「30センチ」になります。
他にも二つ折りにすれば半分の「7.5センチ」となり、さらに三つ折りにすると「5センチ」で測ることができます。
この方法を使えば大雑把に測ることが可能です。
逆に「1センチ」単位など細かく測れないのが欠点です。
とりあえず、目安の長さが知りたいときには便利ですね(^-^)
【1円玉なら細かく測れる】
『1円玉』の直径は、「2センチ」です。
これを利用すれば千円札で測れなかった細かい長さを測ることが可能です。
当然『1円玉』を折ることはできませんが、おおよそ半分になるのは、このあたりと目安をつけて「約1センチ」を測ることは可能ではあります。
また、『1円玉』のちょうど半分のところにマーキングするというてもあります。
他の硬貨を利用することもできるのですが、長さがちょっと細かい(500円玉の場合は2.6センチ)なので、「2センチ」ぴったりの『1円玉』を使うのがベストかと思います。
いつも持ち歩いている財布の中身で測れるって、便利ですね(^-^)
【自分の指で測る】
自分の指の長さを事前に測っておいて覚えておくといいと思います。
例えば
- 小指の長さ・・・・・・・・・・・・・・・・5cm
- 薬指の長さ・・・・・・・・・・・・・・・・6cm
- 中指の長さ・・・・・・・・・・・・・・・・7cm
- 人差し指の長さ・・・・・・・・・・・・・・6.5cm
- 親指の長さ・・・・・・・・・・・・・・・・5.5cm
- 手を広げて親指から小指までの長さ・・・17.5cm
- グーの手の長さ・・・・・・・・・・・・・・8cm
このように、自分の体を使った測り方を『身体尺』というのです。
うーん、自分の体だから忘れることはないかもしれませんが、念の為、メモっといたほうが良いかも・・・(;一_一)
【スマホアプリで測る】
スマホアプリは便利なアイテムです。
今では、様々なアプリが世の中に出回っています。
その中に長さを測るアプリもあります。
ほんとうに便利な世の中になりましたね(^-^)
2.方位磁石のN極は北を指してる?指してない?
山登りやハイキングなどに役立つ『方位磁石』。この『方位磁石』ちゃんと【北】の方角を指しているのでしょうか?
その方位磁石のN極は北を指してる?指してない?について、ご紹介します。
〘地球って巨大な磁石になってるの?〙
『方位磁石』のN極の針がいつも北を向くのは、地球そのものが磁気を帯びた巨大な磁石としての機能を持っているからです。
ご存じの通り、磁石には「N極」と「S極」があり、「N極」は「S極」に引き寄せられる性質があります。
『方位磁石』が常に一定の方向を指すのもこれと同じ理由で、「N極」の赤い針は地球上のどこかに存在する「S極」に引きつけられているため、【北】を指すことができるのです。
では、その「どこか」とはどこでしょうか?
そのどこかとは『磁北極』という場所です。
ということは、地球が磁石だとしたら、北極に「S極」、南極に「N極」があると思いますよね。
しかし、厳密にいうと北極に「S極」は存在しません。
「S極」は北極から少しずれたところにあり、その場所こそが『磁北極』と呼ばれる地点なのです。
また、『磁北極』と同じように、南極から少しずれた場所には「N極」に相当する『磁南極』があります。
なんだか、ややこしい(;一_一)
〘方位磁針は磁北極を指しているんじゃないの?〙
方位磁針の【北】は地球の「S極」がある『磁北極』を指していると思われた方もいると思いますが、事実は複雑です。
方位磁針の針が指す【北】を「磁北」といいますが、この「磁北」は、『磁北極』以外にも存在する強い磁場の影響を受けるため、『磁北極』ともまた違う場所を指していることがあります。
実際、現在の『磁北極』は日本から見ると北極よりやや東の方向にあるのですが、実際の方位磁針は北極よりもやや西の方向を向いています。
なぜ、このようなことが起こるのでしょうか?
日本付近で「磁北」が北極よりも西を向いているもっとも大きな理由としては、ロシアのシベリア地方(特にバイカル湖の北の方)付近にあるとされる『地磁気』の異常分布の影響が挙げられます。
この辺りは、『磁北極』からはかなり離れていますが、なぜかとても『地磁気』が強い地域であることが分かっています。
そのため、方位磁針の針もこれに引き寄せられて、北極よりも西の方を向いているのです。
なんだか、もっとややこしくなってきた(;一_一)
〘方位磁針はN極とS極で長さが違うの?〙
『磁北極』で方位磁針を使うと、「N極」の針はどこを指すと思いますか?
それは「下」です。
これは、磁力線が地球の表面を地面と平行に走っているわけではなく、地中に向かって進むような方向に走っているためです。
磁力線が地中に向かう角度(これを「伏角」といいます)は、地球上のどの場所にいるかによって異なりますが、赤道付近を除くどのような場所でも起こっています。
因みに、北半球の場合、方位磁針の針は「N極側」が常に斜め下を向いたような状態になってしまうことから、それを避ける目的で、日本製のものは、「S極側」を少し重くするように作られています。
そのため、方位磁針をよーく見ると、南を示す「S極側」の針のほうが長かったり太かったりします。
3.まとめ
出先で、ちょっと測りたいと思っても、手持ちに測るものが何もなくて困ることがありますよね。そんな時、常に持っているものの長さを覚えておくと便利ですね(≧▽≦)
身近なところで役立っている『方位磁針』ですが、「N極」の赤い針は正確に真北を指しているんではないんですね。今まで、『方位磁針』で示される方角を、まともに信じていたのですが。。。なんか、複雑(;一_一)
今回も勉強になりました(^-^)