茶道でお茶碗を回すのは、なぜ?・虹の色の数は国によって違う!! | 豆柴

茶道でお茶碗を回すのは、なぜ?・虹の色の数は国によって違う!!

こんにちは(⌒∇⌒)

今回は、茶道でお茶碗を回すのは、なぜ?・虹の色の数は国によって違う!!について、ご紹介したいと思います。

1.茶道でお茶碗を回すのは、なぜ?

茶道の作法の中に《お茶を飲むときにはお茶碗を2回半回してからお茶を飲む》というのもがありますが、なぜお【茶碗を回す】のでしょうか?

その茶道でお茶碗を回すのは、なぜ?について、ご紹介します。

【お茶碗を回してから飲む意味や理由って、何なの?】

お茶を出してもてなす側の人間はお茶碗が一番美しく見えるように、《お客様から見て正面を向けてお茶碗を差し出します》

これにはお客様への尊敬の意味が込められていたり、お茶碗の美しさと共にお茶を楽しんでもらいたいという気持ちが込められています。

お客様はこの《もてなしに対して「謙遜」の意味合いを込めて、お茶碗を『2周半』回し、逆に正面が相手へ向くように》します。

『2周半』という回数には意味があるわけではないので、《きちんとお茶碗の正面が相手へ向くようにお茶碗を回転させることがポイント》になります。

お客様をもてなす側の気持ちと、もてなされたお客様がそれに応えるという、なんとも日本人らしい風情のあるやり取りですね。

お茶碗の正面が相手へ向くようにすればいいということですね。(>_<)

【その他の茶道の作法】

お茶碗を回す以外の様々な茶道の作法について簡単にご紹介します。

お茶会では、お菓子が振舞われますが、お菓子をのせる・手や口を拭く・お茶碗を拭く際に《懐紙が必要になるため必ず持参》しないといけません。

また、《お菓子を頂くときには「頂戴します」とお辞儀》してから、懐紙の折り目が手前になるように出して、懐紙を折り返した上にお菓子を置きます。

お茶を頂く際には《飲み終わった合図としてズズッと音》を立てて、飲み終わった後は飲み口を指で拭き取り、その指を懐紙で拭くようにします。

お茶碗を拝見するときは《両手を畳について全体を見渡す》ようにします。お茶碗の裏などを見たい場合は、お茶碗を両手で持ち上げるようにして、肘を自分の膝などで固定し、お茶碗を落とさないようにして拝見します。

豆柴も茶道を習っていた頃があったので、思い出しました。懐かしいなあ(^-^)

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2.虹の色の数は国によって違う!!

雨上がりの空にかかる【虹】を見つけると、なんとなくうきうきした気分になりますよね。でも、この【虹】国によって色の数が違うようなのです。

その虹の色の数は国によって違う!!について、ご紹介します。

〘虹の原理・仕組み・色の順番って、どんなの?〙

雨上がりの空に、日の光がさしこむと、時折美しい【虹】が見えることがあります。【虹】というのは、空気中の水滴が太陽光を反射して見える現象です。

光が空気中の水滴に屈折して入り、水滴の中で一回反射して、さらに屈折して水滴から出て行ったときに現れます。

ことのき、光は波長によって屈折率が異なるので、日本での虹色の順番は、アーチの外側から内側に向かって

《赤、橙、黄、緑、青、藍、紫》の七色に分かれます。

特徴として、これらの虹色の境界線ははっきりせず、グラデーションのように、赤から橙、橙から黄、黄から緑...と変わっていきます。

虹色の順番がこのようになっているのは、法則性のある、自然現象だからです。

《光が水滴にぶつかると色がバラバラな方向に曲がってしまいますが、この曲がり具合は光の持つ色ごとによって微妙に違うため、結果的に色が分かれた層になってしまいます》

ただし、色ごとの曲がり方は、常に同じなので、どこで【虹】を見ても、色の重なり方や順番は同じとなるということです。

世界各国どこで見ても、【虹】のいろの順番は同じなんだあ。なんか、世界は皆繋がっているって感じですね(^-^)

〘海外では色の数が違うって、本当なの?

虹の色はグラデーションがかかって、はっきりと区分けされていないので、《国によっては7色ではなく、8色・6色・5色・4色・3色・2色などという地域もあります》

世界の虹の色の数の違いを下記にご紹介します。

・8色(赤、橙、黄、黄緑、緑、青、藍、紫)

アフリカ(アル部族)

・7色

日本、韓国、オランダ

・6色(赤、橙、黄、緑、青、紫)

アメリカ

・5色(赤、橙、黄、緑、青)

ドイツ、フランス、中国(漢族)、メキシコ

・4色(赤、黄、緑、青)

ロシア、インドネシア

・3色(赤、黄、紫)

台湾(ブヌン族)

・2色(赤、黒)

南アジア(バイカ族)、日本(沖縄)

国によって、虹の色の数はちがうんだあ。【虹】は、どこでも7色だと思っていました(>_<)

〘虹の色の覚え方ってあるの?

虹色の順番の覚え方には、2つの方法があります。

1.虹の七色を音読みしてリズミカルに覚える

赤(セキ)橙(トウ)黄(キ)緑(リョク)青(セイ)藍(ラン)紫(シ)ですから、これを繋げて

『セキトウキリョクセイランシ』と、リズミカルに暗記します。

2.語呂合わせで覚える。ただし、アーチの内側から

紫(シ→し)藍(ラン→ら)青(セイ→せ)緑(リョク→ろ)黄(オウ→お)橙(トウ→と)赤(コウ→こ)です。これを繋げて

『しらせろおとこ』です。

〘主虹(しゅにじ)と副虹(ふくにじ)って、何なの?

かなり稀だと思いますが、雨上がりの空の同じ方向に、【虹】が二本並んで出ることがあります。

並んでいる二本の【虹】をよく見ると、色の並び方が逆になっていることと、二つの【虹】の明るさが違っています。

このとき、明るくて巡目で並んでいる【虹】『主虹』、もう一方の暗くて逆目に並んでいる【虹】『副虹』といいます。

並んでる【虹】は、一度だけ見たような気がします。いつだろ(?_?)

3.まとめ

以前、豆柴も茶道を習っていましたが、何のためにお茶碗を回しているのか知らないまま言われるがままに従っていました。それに茶道じたいが、日本の風情が詰め込まれている気がしますね(^-^)

何気なく見ていた【虹】なのですが海外では7色ではないんですね。というか、同じ国でも沖縄は2色とは。。。(>_<)それと、稀に見ることができるという、『主虹』『副虹』も見たいなあ。見れたら、とっても運がいいということですよね(≧▽≦)

今回も勉強になりました(^-^)

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