こんにちは(⌒∇⌒)
今回は、牛乳を温めるとできる膜って何?・野球場のバックスクリーンに観客を入れない理由って何?について、ご紹介したいと思います。
目次
1.牛乳を温めるとできる膜って何?
牛乳を電子レンジなどで温めると表面に【白い膜】が張ってしまいますよね。あの【膜】があると、牛乳が飲みづらくなります。あの【膜】の正体は何なのでしょうか?
その牛乳を温めるとできる膜って何?について、ご紹介します。
【白い膜の正体って、何なの?】
牛乳を温めた時に出来てしまうあの【白い膜】の正体は『たんぱく質』なのです。
《たんぱく質は温度が上がると固まる性質》を持っており、大体40~50℃くらいから固まってくるのです。
水分の割合が多いことから牛乳全てのたんぱく質が固まってしまうわけではありません。
しかし、牛乳が外気に触れている表面については、表面の水分が蒸発するのと同時にたんぱく質が固まってしまい、【白い膜】となってしまうのです。
こうした現象は『ラムスデン現象』と呼ばれているもので、この現象を利用して湯葉などは作られています。
要するに、牛乳を温めた時にできる【白い膜】は、《豆乳を温めた時に作られる湯葉の仲間》というわけです。
もちろん牛乳の【白い膜】にも栄養は含まれていますので、捨てるのはもったいないですね。
でも、あの【白い膜】に栄養があるとしても、口の中に入れると気持ち悪いのは豆柴だけ。。。(;一_一)
【膜が張らないようにする方法ってあるの?】
少しだけ手間がかかるかもしれませんが、《鍋を使って温めるのが簡単で失敗しない方法》となります。
牛乳を鍋に入れて火にかけて、《沸騰させないように気をつけながら、絶えず木べらなどでかき混ぜる》ようにして温めてください。
こうすることによって、常に牛乳に流れができているため、たんぱく質が固まらないようになるのです。
鍋を使うのが面倒という場合は、電子レンジを使う方法もあります。
《牛乳を二回に分けて温める》ようにしてください。
鍋を使う時と同様に牛乳が動いている状態だと固まりにくくなることから、《一回目の温めが終わった後にスプーンなどで混ぜます》。
その後、二回目の温めを行ったときには【白い膜】が張りにくくなっているということです。
そういえば、料理に牛乳を使っているときは常に混ぜてるから【白い膜】張らないなあ(^-^)
2.野球場のバックスクリーンに観客を入れない理由って何?
野球場には、一カ所だけ客席が置かれていないエリアが存在しています。それは、どこでしょうか?皆さんはご存知でしょうか。
その野球場のバックスクリーンに観客を入れない理由って何?について、ご紹介します。
〘視認性を高めるためなの?〙
観客席がないのは
【バックスクリーン】なのです。
バッターボックスやマウンドの直線状に位置する【バックスクリーン】。
そんな【バックスクリーン】は濃緑色・濃紺・黒など落ち着いた色で統一されていて、余計な文字情報も省かれています。
可動式の広告看板を設けているところもありますが、そうした看板はイニング間などプレーが止まったいる時のみ表示されています。
これらの理由は、選手や球審ボールの視認性を高めるためです。
実は【バックスクリーン】自体が、そのために作られた領域なのです。
そんな【バックスクリーン】に客席を置いてしまったらどうなるでしょうか。
観客の服・応援中の動き・振り回される旗などは、選手や球審の視認性を低下させるのに十分なもので、プレーに支障が出る恐れがあります。
せっかく選手の視認性を高めるために作られた【バックスクリーン】も、これでは存在意義がなくなってしまいます。
こうした理由から、【バックスクリーン】には客席が設けられていないんです。
〘バックスクリーンに客席を置いたら、どうなるの?〙
打者は投手のボールが見えづらくなり、バットへのコンタクト率が低下することが予想されます。
それに、デッドボールを避けづらくなるため怪我をするリスクがアップします。
また、投手も球を見失いやすくなりますのでキャッチできずに後ろに逸らしてしまうことが増えるでしょう。
もちろん体に直撃することも考えられ、いかに防具を付けているとはいっても怪我をする恐れがあります。
審判は正確な判定をするのが難しくなりますし、投手のすっぽ抜けやキャッチングミスによるボールに直撃しやすくなります。
こようにミスや事故が増加すれば試合も荒れやすくなり、泥試合が増えることが予想されます。
そうなると試合時間が無駄に延びてしまい、やがてそれが人気低下にも繋がってしまう可能性もあるのです。
こうした事故を起こさないために、【バックスクリーン】に観客席を置かないんですね(>_<)
〘バックネットはどうなってるの?〙
【バックスクリーン】と違い『バックネット』側には観客席が設けられています。
『バックネット』の場合は、打者・捕手・審判にとっては背を向けているため、直接的に視認性に影響が現れることはまずありません。
ただ投手の視認性には影響がないとは言い切れず、そのためバッターボックスから『バックネット』まで距離を取ったり、『バックネット』下部のフェンスを高くしたりと球場によってある程度の対策が行われています。
3.まとめ
豆柴の小さい時は、よくコップに牛乳を温めて飲んでいたので【白い膜】張ってたなあ。今は飲むというより、ミルクジャムにしたりパン粥など料理に使用することの方が多いので、牛乳の【白い膜】を見なくなったかも(≧▽≦)
球場って、選手がよりプレーしやすいように、高いパフォーマンスを発揮できるように、そして何より、選手の安全性も保っているということですよね。そのために、【バックスクリーン】には観客席がないんですね(^-^)
今回も勉強になりました(^-^)