こんにちは(⌒∇⌒)
今回は、将棋の駒の『歩』の裏の『と』って何だろう?・電話と電卓の数字のキーの配列が違うのは、なぜ?について、ご紹介したいと思います。
目次
1.将棋の駒の『歩』の裏の『と』って何だろう?
将棋の駒の『歩』の裏の【と】って何なんでしょうか。皆さんご存じでしょうか?
その将棋の駒の『歩』の裏の『と』って何だろう?について、ご紹介します。
【諸説あるの?】
どうやら、諸説あるようなのです。そこで、4つほどご紹介します。
金のくずし字説
『歩』の裏に書かれている文字は、【と】ではなく「金」のくずし字という説です。
「金」のくずし字が【と】に似ているから、【と】と言われるようになったようです。
一般的には《金のくずし字説》が一番浸透しているようです。
今のくずし字説
『歩』の裏に書かれている文字は「今」のくずし字という説です。
現在は違いますが、中世から近世にかけての日本では、発音が同じ漢字は当て字がよく使われていました。
「今」という字は「いま」「コン」の他に「キン」という読み方があります。
なので、以前は「金(キン)」の当て字に「今(キン)」がよく使われていたらしいのです。
そこから『歩』の裏に「金」の当て字で、【と】に似ている「今」のくずし字が使われたという説です。
止の略字説
『歩』は「止」という字が上下に二つ合わさって出来ています。
そして「止」の略字が【と】だから、『歩』の裏が【と】になったという説です。
登金の略字説
16世紀後半の遺跡から将棋の駒が出土され、その中の『歩』の裏に「登」のくずし字が書かれたという説です。
この将棋の駒が出土されたのは、福井県一乗谷の遺跡です。
福井県教育委員会が調査して、『歩』の裏に書かれていた文字は「登」の草書(くずし字)だとされました。
しかし、その文字が本当に「登」の草書だったのかについては異論もあるようです。
これを見ると、どれも強引に【と】にしようとしているように思える。どれが、本当なんだろう(?_?)
2.電話と電卓の数字のキーの配列が違うのは、なぜ?
0~9まで数字が並んでいる電話と電卓ですが、よく見ると配列が違いますよね。その理由は、ご存じでしょうか?
その電話と電卓の数字のキーの配列が違うのは、なぜ?について、ご紹介します。
〘電話の数字の配列について〙
スマホ・ガラケー・固定電話は、どれも左上から横に『1、2、3』の3つの数字が並んでいます。2段目は『4,5,6』。3段目は『7,8,9』と続き一番下の段には『*、0、#』の順に並んでいます。
現在のプッシュホン形式の配列は、最も使い勝手のよい配列を何パターンも検討した結果、決定されました。それまではプッシュホンではなく、固定電話を上から見下ろしながらダイヤルを回す操作が普通だったため、最も目線がいきやすい位置に『1』が来たという説もあります。
その後、「ITU-T(国際電気通信連合の電気通信標準化部門)」によって、配列が国際的に統一化されたということです。
〘電卓の数字の配列について〙
電卓は左下から横に『0』があり、ものによっては、その右に『00、・、=』などが並んでいます。そして下から2段目には『1、2、3』、3段目には『4、5、6』、最上段に『7、8、9』の順に並んでいます。
電卓は計算に使用するため、操作する際に一番よく使う数字は『0』です。さらに、ボタンを押すときに、右手の人差し指を使う人が多いため、『0』を電卓を操作する指に最も近い位置に配置し、それに続く数字を下から順に並べているのです。
実はこの電卓の数字配列は、昔から統一されていたわけではありませんでした。カシオが最初に作った『14-A型』は現在の並び方と同じでしたが、そ6年後にイギリスで作られた完全電子式の卓上計算機は各桁ごとにボタンが縦に10個並ぶ方式でした。
ところが、現在の並び方のほうが使いやすいと感じる人が増え、縦並びタイプの電卓は次第に廃れていったようです。今では「ISO(国際標準化機構」によって、配列は決められています。
当たり前ですが、使いやすいほうで決まったんですね(^-^)
3.まとめ
将棋の駒の『歩』の裏の【と】に関しては、いろいろ説があるんですね。いったい、どれが信憑性があると思いますか?豆柴は、一番世間一般に浸透している「金」のくずし字だと思ってました。。。皆さんは、どう思われましたか?(^-^)
電話にしろ、電卓にしろ、使いやすいということが一番ですよね。今まで、数字の配列は見ることなく普通に違和感なく使っていましたが、よくよく見ると、数字の配列が違うんですね。この数字の配列って、重要なんですね。
今回も勉強になりました(^-^)