こんにちは(⌒∇⌒)
今回は、『アルバイト』『パート』実は同じ?・『元日』『元旦』の違いって何?について、ご紹介したいと思います。
1.『パート』『アルバイト』実は同じ?
短時間で働く労働には【アルバイト】【パート】の2つの呼び名があります。これって、同じ意味?なんでしょうか。
その『アルバイト』『パート』実は同じ?について、ご紹介します。
【アルバイトの語源は何なの?】
【アルバイト】は、ドイツ語が由来の外来語なんです。ドイツ語の『Arbeit』は、日本語の《仕事、働き》と同じ意味を持っています。
明治時代に学生たちの間で《アルバイトをする》と隠語的に使っていた言葉が広まって、一般的に使われるようになったといわれています。
因みに、英語で【アルバイト】は『パート・タイマー(part-timer)』、【アルバイトの仕事】は『パート・タイム・ジョブ(part-time job)』や『サイド・ジョブ(side job)』と表現します。
学生から広まったようですね(^-^)
【パートの語源は何なの?】
【パート】は英語の『パートタイム(part-time)』を略した言葉です。
主に1週間の所定労働時間が、勤務先のフルタイム従業員の所定労働時間と比較して短い人のことを指します。
【労働基準法ではどうなってるの?】
労働基準法では、【アルバイト】と【パート】は同じ『労働者』とされています。それに、正社員や契約社員なども全て『労働者』と呼ばれていて、区別されていません。
つまり【アルバイト】や【パート】であっても、労働基準法上では正社員と同じ規定が適用されるのです。
全て一緒くたに『労働者』なんですね(^-^)
【パートタイム労働法?】
全ての労働者に当てはまるのが『労働基準法』ですが、その中でも短時間労働者である【アルバイト】や【パート】に適用されるのが『パートタイム労働法』です。正式名称は《短時間労働者の雇用管理の改善等に関する法律》といいます。
『パートタイム労働者』とは、《1週間の所定労働時間が、勤務先の正社員の所定労働時間よりも短い労働者》のことです。例えば正社員の1週間の所定労働時間が40時間なのに対して、30時間で雇用契約を結んでいたら『パートタイム労働者』になります。
そして、正社員に対し何割以上少なくないといけないといった、基準はありません。なので、正社員が1週間に40時間なのに対し、38時間で雇用されていても『パートタイム労働者』になります。
正社員より労働時間数が短ければ『パートタイム労働者』になるんですね(^-^)
【有給休暇は取れるの?】
労働時間や労働日数など一定の条件を満たしていれば、【アルバイト】【パート】でも『有給休暇』の取得が可能です。「2019年(令和1年)から『有給休暇』の取得が義務化されています」
条件は2つあります。
- 働き始めてから6カ月間継続して働いていること
- その期間内の全労働日の8割以上出勤していること
です。
週所定の労働時間と労働日数により、取得できる『有給休暇』の日数は変わりますが、2つの条件を満たしていれば、週1日勤務だとしても1日以上の『有給休暇』が発生します。
さらに、《週所定の労働時間が30時間以上、所定労働日数が週5日》とフルタイム契約しているうえに2つの条件を満たしている場合は、正社員と同じ10日分の『有給休暇』が発生します。
【社会保険に加入できるの?】
雇用契約で2カ月を超える【アルバイト】や【パート】は、家族の被扶養者になっている人でも、以下の条件を満たしていれば《健康保険や厚生年金の社会保険に加入》できます。
- 1週間の所定労働時間が30時間以上
- 1週間の所定労働時間が20時間以上かつ次の条件がすべて当てはまる場合
・月額賃金88,000円以上 (年収約106万円以上)
・継続勤務1年以上が見込める
・従業員数501人以上の企業
・学生は除く
社会保険に加入するメリットは、老後に受け取る年金が増えたり、保険料の自己負担が軽くなったりすることです。とはいえ、給与の手取り額が減るというデメリットがありますので、しっかりと調整する必要はあります。
【契約社員も同じ扱いなの?】
『契約社員』とは法律上では使われていない言葉ですが、《半年や1年程度の定められた期間の労働契約を結んでいるの労働者》のことをいいます。
有期労働契約に基づき雇用される点では【アルバイト】や【パート】と同じですが、『契約社員』は正社員同様にフルタイム勤務で働く場合が多く、給与も月給制で社会保険に加入することが一般的です。
企業の都合により、各々の呼び方を使いわけているのです。
『契約社員』って、法律上はない言葉なんですね。よく目にするので、このような言葉があるもんだと思ってました(>_<)
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2.『元日』『元旦』の違いって何?
【元日】【元旦】の違いってご存じでしょうか?いったいどこが違うのか分からない方も多いのではないでしょうか。
その『元日』『元旦』の違いって何?について、ご紹介します。
〘元日と元旦の意味って何なの?〙
【元日】はその年最初の日です。要するに1月1日のことを指します。1月1日の0時0分から23時59分の24時間なのです。法律でも、年初の国民の祝日とされていて、正式な呼び方として【元日】が用いられています。
それとは別に【元旦】は諸説ありますが、1月1日の朝、午前中を指すといわれていて、【元日】の朝が【元旦】というのが基本的な意味のようです。【元旦】の『旦』の時は、地平線・水平線から太陽が昇ってくる様子です。要するに日の出を表しているといわれることからも、朝を意味すると考えるのが一般的です。
現代では、【元日】と【元旦】の違いを意識せず、同じ意味として捉えている方も多いですが、厳密には全く同じではないようです。
豆柴も、【元日】【元旦】一緒だと思っていた一人です(;一_一)
〘年賀状は、どの様に使い分けるの?〙
【元日】は1月1日の丸一日、【元旦】は1月1日の午前中を指しますので、そのタイミングに年賀状が届くように投函することです。つまり、年賀状の引受開始日である12月15から、元旦配達のための最終投函日であるといわれている12月25日に投函することが可能なのであれば、【元日】【元旦】どちらを含めても特には問題なさそうです。
又は、それ以降の期間に出したり、年が明けてから受け取った年賀状への返事を出す場合は、【元日】【元旦】の利用は避けて『謹賀新年』や『恭賀新年』といった相手を敬う意味を持つ言葉を利用するのが無難だと思います。また、年賀状を出してもよいとされる『松の内』と呼ばれる1月7日までの期間があるため、返事をされるのであればそこを過ぎないように注意してください。この期間を過ぎると『寒中見舞い』を送るのが適切です。
いままで豆柴、全部ごちゃまぜで送ってました。はあ~(;一_一)
3.まとめ
【アルバイト】【パート】何が違うのだろう。【アルバイト】は、学生?【パート】は主婦等?の違い?と、ふわっと考えていました。実は、内容的には同じなんですね。(>_<)
年賀状を出すとき、【元日】【元旦】を気にせず使っていました。それに、どちらも1月1日丸一日、1月1日午前中と賞味期限が短かったとは。。。(;一_一)
今回も勉強になりました(^-^)